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每日阅读(6.8):島

时间:2008-06-08 12:14:06  来源:本站原创  作者:Echo

目の前に、さえぎるものは何もない。どこまでも太平洋が広がる。あの水平線の手前に巨大な滑走路ができるとしたら、この青い海は壊れてしまうだろう。

       眼前,没有任何阻挡视线的东西,放眼望去,是一望无际的大平洋。如果在水平线前建成巨大的滑行道,恐怕将会破坏这蔚蓝色的大海。

 

 沖縄県名護市の浜に立ち、「海上ヘリポート」の建設が想定されていた海域を見たのは、5年前だった。米軍の普天間飛行場の移転先の候補という海原の、きらめきと穏やかさが胸に残った。

       五年前,笔者曾站在冲绳县名护市的海边,了望那片曾被设想建成“海上直升飞机场”的海域。还清晰地记得那片作为美军普天间飞机场的候补迁搬地址的大海,闪耀而平静。

 

 当時の海上案から変わり、浜と海とにまたがる「沿岸案」で、日米の政府が合意した。まるまる海に造る当初案と比べれば、壊される海域は小さいようだが、集落には近くなる。何より、あれだけ基地がひしめいている沖縄に大きな施設を新しく造ることに、時代を逆行するような違和感がある。

ひしめく:1大勢の人が一か所にすきまなく集まる。また、集まって騒ぎたてる。「観衆が―・く」2 ぎしぎしと音がする。

       日美政府达成了协议,实施方案由当时的海上方案改为横跨海滩和海域的“沿案方案”。比起开始完全在海上建造的方案来说,这一方案所破坏的海域面积较小,而且靠近居住地。最重要的是,在已有相当多基地的冲绳境内再建造一座这么大的设施,实在有点开历史倒车的不协调感。

 

 「おねすとじょんだの/みさいるだのが/そこに寄って/宙に口を向けているのだ/極東に不安のつづいている限りを/そうしているのだ/とその飼い主は云うのだが」。沖縄出身の詩人・山之口貘が、米国の施政権下にあったころの沖縄をうたった「島」の一節だ。

资料:おねすとじょん       【オネスト・ジョン】       ◇[英]Honest John

       ○[歴][軍]無誘導地対地ロケット(MGR-1)。

        射程距離は37キログラム、弾頭重量は580キログラム。

        アメリカ陸軍が始めて開発したロケット砲(初歩的なミサイ

       ル)。

        核弾頭搭載可能で、戦術核兵器を生むきっかけとなった。

        参照⇒ふろっぐ(フロッグ)

       ◎1955. 7.28(昭和30)アメリカ陸軍、富士山山麓で最初の試射。

       “欧雷斯特·约翰/和诱导弹/靠近那/就像一扇敞向天空的大门/只要远东还存在着不安定/就必须得这样做下去/饲主如是说道”。这是出生于冲绳的诗人山之口貘写给在美国统治下的冲绳的诗歌《岛屿》中的一节,

 

 「島はそれでどこもかしこも/金網の塀で区切られているのだ」と続く。「人は鼻づらを金網にこすり(略)金網に沿うて行っては/金網に沿って帰るのだ」(『山之口貘全集』思潮社)。戦後60年になっても、島の金網は延々と続いている。

       接着说到,“因此 岛屿上一切地方/都用铁网隔开来”。“人们的脸擦过铁网(略)沿着铁网走出去/沿着铁网回来”(《山之口貘全集》,思潮社)。直到战后60年,岛上的铁网仍处处存在着。

 

 名護の浜では、建設に反対する人たちが座り込みを続けてきた。93歳になるおばあさんが言ったという。「基地の建設が始まったら、海に座るさー」。米政府とは合意したが、日本の政府は、肝心の住民や自治体とは合意できるのだろうか。

       反对建设基地的人们一直在名护的海滩上静坐抗议。一位93岁的老奶奶说:“如果开始建设基地了,我们就去海里静坐”。日本政府虽然与美国政府达成了一致协定,但它能否与最重要的居民及自治团体达成一致意见呢?

 

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