每日阅读(10.12):劇団
福岡県に住む田中靖子さん(49)が長女のあやのさんとその弟2人で親子劇団をつくったのは、8年前のことだ。小学生だったあやのさんは学習障害と診断され、友達も少なく、さびしそうだった。かつてアマチュア劇団で舞台に立っていた田中さんは、一緒に劇をすることで元気づけようとした。
8年前,居住于福冈县的田中靖子女士(49岁)与长女绫子及其两个弟弟一起创建了亲子剧团。当时,还在读小学的绫子被诊断出患有智障,身边没有几个朋友,很是孤独。曾在业余剧团中登台演出地的田中女士为了让女儿打起精神来,想跟孩子们一起登出演出。
幼い3姉弟の芝居は障害児の会などで人気を呼んだ。あやのさんはすっかり元気になった。こんなすてきなことを家族だけで続けるのはもったいない。そう考えて、2年後、児童劇団につくりかえた。
年幼的三姐弟所上演的戏剧在残疾人协会等处都极受欢迎。绫子也变得很有精神了。田中女士考虑到,这样美好的事情只有自家的孩子参加有些可惜了,于是在两年后,将亲子剧团改建成儿童剧团。
その「劇団きらきら」は「障害のある子もない子も一緒に」というのが特色だ。田中さんは「障害のある長女と障害のない弟たちで始めたので、自然な流れでした」と語る。
这一“闪耀剧团”以“残疾儿童与正常儿童一起演出”为特色。田中女士说:“因为一开始便是残疾的大女儿和没有残疾的弟弟们一起出演,自然而然就发展成这样了。”
今度の日曜日に福岡県宇美町で公演すると聞いて、けいこを見せてもらった。出しものは「絵本は友だち」だ。小学生から高校生までの約40人が元気にせりふを語り、動き回る。3分の1は何らかの障害があるというが、どの子もひとつに溶け込んでいる。
听说下周星期天儿童剧团将在福冈县宇美市进行公演,笔者有幸应邀去看了他们的练习。上演的剧目是“画册是朋友”。演员从小学生到高中生共约40人,都在绘声绘色地说台词,演戏剧。听说其中三分之一的孩子都患有残疾,但每个孩子都投入在其中。
劇は楽しいですか。自閉症で小学6年の須田勇人君は「すばらしい」と答えた。お母さんによると、せりふを覚えることで自信をつけたという。障害のある弟と参加している中学2年の坂口剛司君は「みんなで助け合いながらやるのが面白い」
演戏开心吗?患有自闭症的小学六年级学生须田勇人回答说:“棒极了。”据他母亲说,勇人通过记忆台词建立起了自信。初中二年级的坂口刚司和患有残疾的弟弟一起参加剧团,他说:“大家都在互相帮助,这样子演戏很有趣。”
あやのさんは高等養護学校の2年になった。卒業すれば児童劇団にいるわけにはいかない。田中さんは「青年部」をつくった。大人の劇団への準備だ。いつまでも、みんなで演劇を続けたい。田中さんの夢はふくらむ。
绫子现在就读于高等护养学校二年级。她毕业后也不好再待在儿童剧团了,田中女士便新建了“青年部”。这也是为组建成人剧团所做的准备。田中女士的梦想越来越大,想要大伙儿永远在一起演戏。
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