每日阅读(10.22):度量衡
「度量衡」の度は長さ、量は容積、衡は重さをあらわす。日本に初めて度量衡の制度ができたのは701年、大宝元年の「大宝律令」によるとされる。
“度量衡”中的度是指长度,量指容积,衡指重量。日本于701年,据大宝元年的《大宝律令》制定了最初的度量衡规范。
「刑部(おさかべ)親王・正三位藤原朝臣不比等……を遣して律令を撰定せしむ。是に於て始めて成る……始めて度量を天下諸国に頒つ」(『続日本紀』現代思潮社)。度量衡のものさしが幾つもあったのでは、世の中が混乱する。それを統一するのは権力者で、力を世に示すことでもあった。
しむ:[助動][(しめ|しめ|しむ|しむる|しむれ|しめよ(しめ))]動詞および一部の助動詞の未然形に付く。
使役の意を表す。…せる。…させる。
“令刑部亲王和正三位藤原朝臣不比等……撰定律令。律令中首次制定了条例……首次向各国颁布了度量的规范。”(《后日本纪》现代思潮社)度量衡标准过多的话,世间也将混乱。当权者将其统一规范,也能昭示其权威。
マンションなどの耐震偽装の問題を巡って、耐震強度を計るものさしが複数あることが報じられた。偽装によって耐震強度が足りないとされた東京都新宿区のマンションについて、新しい構造計算法で計算し直したところ、一転して「安全」となった。
围绕公寓等建筑的耐震数据伪造这一问题,媒体报导上说,如今存在多个计量耐震强度的标准。东京新宿区的一座公寓为伪造了数据,耐震强度没有达到标准标范,但用新型构造计算法重新计算一下,竟摇身一变成“安全”范围了。
どの計算法を使うかによって「強度」が変わるのでは、その値で線引きする公的支援の仕組みが揺らぎかねない。買って住む人の安全を第一に考えているのか、という疑問もわく。
“强度”会根据计算方法的不同而发生改变,根据强度值决定公共援助的标准则有可能发生动摇。同时也会产生疑问,是否真的将买房者的安全放在第一位考虑。
明治期に「米屋の嫁」と題する絵が小学校の「修身」で使われたことがある。座った女性の前に米をはかる枡(ます)が二つある。大きさが少し違っていて、女性は驚いた様子で描かれている(松本栄寿『「はかる」世界』玉川大学出版部)。舅(しゅうと)から大きい枡で米を仕入れ、小さな枡で売るように言われ、「あまりのひどさに、女性が嫁ぎ先を去り実家に帰らせてもらうと言うと、舅もその意見を変えた」
明治时期的小学曾用一幅名为“米店的媳妇”的画来“修身”。一名坐着的女子面前放有两个量米的容器。两容器的大小稍稍有些不同,画中生动地描绘了女性惊讶的表情。(松本荣寿《<测量>的世界》玉川大学出版部)公公让她将米用大容量购入,用小容量卖出,“该女子觉得太过份了,便说要离开这回自己娘家去,公公也就不再这样做了。”
同じ一升の米をはかる枡に違いがあってはよろしくない。まして安全をはかる枡なら、誰もがうなずけるしっかりしたものがいい。
测量同一升米,容器不同也不行。更何况是测量安全的容器,希望能有一个让众人都首肯的标准就好了。
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