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每日阅读(12.18):エド・マロー記者

时间:2008-12-18 09:13:08  来源:本站原创  作者:Echo

「もしお昼ご飯を食べている最中なら、いまラジオを切ったほうがよいかもしれません」

       “要是正在吃午饭的话,现在可能关掉收音机比较好。”

 

 第二次世界大戦でドイツの敗北が目前に迫る45年4月、米CBS放送のエド・マロー記者はそう言って、連合軍が解放したばかりのドイツ中部のブッヘンバルト強制収容所のリポートを始めた。

       45年4月,第二次世界大战德国败北已成定局。美国CBS广播局爱德·曼罗说了如上一番话后,便开始报导盟军刚解放的德国中部布痕瓦尔德集中营的情况。

 

 収容されていた2万人は飢えと結核で1日200人の割合で死んでいた。庭には骨と皮だけの遺体の山があった。生きている者も死相が現れている。

       囚禁的2万人因饥饿和结核,每天死去200人。庭院内皮包骨的尸体堆积如山。还活着的人也是一副将死的模样。

 

 「私はここで見、聞いたことのほんの一部を伝えたに過ぎない。そのほとんどについて、私は語る言葉を知らない」(田草川弘『ニュースキャスター』、中公新書)。ジャーナリズム史上に残るこのリポートが放送されたのは、実はマローが収容所を訪れた3日後だ。他社の記者が一刻を争って衝撃的なニュースを世界に伝える中、彼は自分の見たものを伝える言葉を吟味し続けて、抑制された文章にまとめ上げた。

       “我只是将在这儿所看到的,听到的一小部分报导出来。关于整体状况,我已经不知道如何用语言来形容了。”(田草川弘《News Caster》中公新书)留名于新闻史的这篇报导实际上播送于曼罗采访集中营的3天后。在其他报社的记者们争先恐后地向世界报导具有冲击性的新闻时,他一直在斟酌着如何将自己看到的一切用语言表达出来,整理成一篇抑制自己感情的报导。

 

 マローといえば、50年代前半、米国で反共ヒステリーが荒れ狂った「赤狩り」の時代に、その立役者だったマッカーシー議員の虚言を暴いて、政治の流れを変えたことで有名だ。日本で公開が始まった米映画「グッドナイト&グッドラック」もその時のマローが主人公である。

たて‐やくしゃ【立役者】

1 芝居の一座で中心になる役者。立者(たてもの)。立役。

2 物事の中心となって重要な役割を果たす人。「軍縮会議の―」

       提到曼罗,在50年代前半期,美国反共狂潮暴乱的“猎狩红色”时代中,曾为反共中心人物的麦卡锡议员的谎言被揭露,从而改变了政治潮流一事相当有名。在日本公映的美国电影《Good knight&Good luck》也是以当时的曼罗为主人公。

 

 彼の原点には、強制収容所のリポートで見せた言葉の持つ力とその限界に対する鋭い感覚があったと思う。マローは収容所で生き残った人の言葉を伝えている。「ここについて書くには最低2年はいなければなりません。でも2年もいたら、何も書きたくなくなりますよ」

       我想,他的报导基准里不仅有着在集中营的报导中显示出的语言所具有的力量,也有对其界限的敏锐感觉。曼罗向世人传达了集中营中幸存者的话:“要写这儿的话至少需要在这儿待上两年时间。但如果真待上两年,就什么都不想再写了。”

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