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日语一级阅读理解问题 内容把握(1)

时间:2008-07-22 11:22:56  来源:本站原创  作者:Echo
第7課 内容把握
文全体の内容は何か
 
例題1
僕が今模索している田舎暮らしは、鹿児島が宫崎の暖かいところが数へ久タールの山林を買い、山の中で暮らすことである。暖かい海がそばにあれば言うことはない。広い自分の土地があれば、隣近所や他人のつまらない干渉もなく、自由に生きていけるのではないか。
今借りている僕の農家は、家の周りの庭にいくら柵(さく)をしても、犬たちはどこからともなく逃げ出し近所の畑を荒らすので、いつも冷や冷やしている。こういう気遣いをしないで犬を飼いたいのである。鎖(くさり)につないだときの犬たちのつまらなそうな顔。広い場所を走っているときの犬の顔の輝き、楽しそうな体の動き、躍動。それを見ているこちらまでうれしくなる光景を日常的なものにしたい。
僕の土地の選択の基礎は、犬を離し飼いにしても文句をいわれない場所、というものだ。
                   (野田知佑『僕の還る川』新潮文庫による)
 
問い この文の内容とあっているものはどれか。
1、広いところでのびのび犬を飼える田舎で暮らしたい
2、犬は近所の畑を荒らしたりするので、必ず鎖につないで飼うべきだ
3、近所に、犬を見ると文句を言ったり、干渉してくる人が多いので困る
4、暖かい海のそばに引っ越して、うるさい人と離れて暮らしたい
 
パターン1
①「AはBである」という基本的な中心文をさがす。それ以外の例や説明の部分は重要ではないことが多い
②「~ではないか」「~たい」などの表現は筆者の主張を表している
③段落ごとの中心文、前記の①と筆者の主張②をつないで全体の内容をつかむ
 
<解き方>
第一段落の中心文は、A「田舎暮らし」はB「山の中で暮らすこと」。筆者の主張は、「自由に生きていけるのではないか」第二段落は、犬とのエピソードがたくさん書かれているが、「気遣いをしないで犬を飼いたい」「~光景を日常的なものにしたい」が筆者の言いたいこと。「光景」とは、「犬の顔の輝き」、「躍動」。第三段落のA「土地の選択の基準」はB「犬を離し飼いにしても文句を言われない場所」という一文がこの文章全体のまとめになっている。これに第一段落の「山の中で暮らす」をあわせるとよい。2は「~べき」とあるが、そのような意見はないので×。3「困る」のは全体の主旨ではないので×。4の「暖かい海」は「そばにあれば言うことはない」とあるので、第一希望ではない。答えは1。
 
●     やってみよう-1
英語で愛を直接伝える言葉は、アイラブユーでしょう。これが日本語になりますと、
「愛している」だけでなく、「好きだよ」「君が好きだ」「僕は君が好きだ」「俺はお前のことが好きだ」「君のことが好きなんだよ」など、数限りないバリエーションが考えられます。
日本人は欧米人に比べ、感情を表面に出さないと言われますが、日本語では、微妙なニューアンスをさまざまに表現できるのです。
私は、こんなとき、「日本語は豊かだ」と感じるのです。
この豊かな日本語を、私たちは日頃、どれだけ活用しているのでしょうか。使える言葉が多ければ、さまざまな思い、気持ちを他人に伝えることが出来るはずです。豊富な語彙=言葉の倉庫を持っていれば、さらに豊かな言葉を紡(つむ)ぎ出せるはずです
語彙が少なければ、自分の頭の中、心の中の思いを、十分に相手に届けることは出来ません。語彙とは、他人に気持ちを届ける郵便局の封筒だと考えてみてはどうでしょうか。封筒の容量が大きければ、たくさんの思いが入ります。封筒が小包ぐらいの大きさにまでなるかもしれません。
もし封筒が小さければ、言葉に出来ないさまざまな気持ちが、封筒からこぼれ落ちてしまい、相手のもとに届けません。自分の心を伝えるのは、結局は言葉なのですから。
              (池上彰『日本語の「大疑問」』講談社+a新書による)
 
問い この文の内容とあっているものはどれか。
1、言葉をたくさんしっていると色々な思いを伝えることが出来る
2、英語より日本語のほうが豊かな言葉だから日本語のほうが素晴らしい
3、手紙を送るときは出来るだけ大きい封筒を使ったほうがいい
4、倉庫の中に言葉をしまっていも意味がないから使ったほうがいい
 
例題2
心理学者は記憶のはたらきを、印象を刻みこんでおばえる“記銘”と、その“保持”と、さらに保持されたものを意識に再生する“想起”と、そして新たな経験やおもいだされたものが以前に記銘されたものと同一であると認める“再認”の四つの過程に分類している。よく知っているの名前が出てこないことなど誰にもあるが、誰かから教えられて、そうだった、といわゆる“再認感情”がわくようならまだ心配はいらない。たくさんの名前の一つの想起がどうかしてさまたげられているだけで記憶痕跡としてちゃんと保持されているのである。名刺入れを整理していると、一度会ったきりで、その後名前をおもいだす機会もなかった人が多いのに気づかされるが、このように、記銘され、保持されていても、意識的に再生されることのない経験が、私たちの記憶の相当部分を占めている。日常的の動作などはほとんどそうであって、それらを意識的に想起して参照することはまずないし、またそうすることが簡単でないことは事故のあとでリハビリテーションを体験した人は知っているだろう。しかし、以前の動作はたしかに記憶痕跡となって保持されているからこそ、なんとなく行動できているのである。
(野村雅一『身振りとしぐさの人類学』中公新書による)
 
問い 「記憶痕跡」が保持されていたため出来ることはつぎのどれか
1、忘れていた漢字を思い出そうとして、実際に書き始めるとかけること
2、子供時代に住んでいた家の部屋のようすを細かく説明できること
3、初めての町でも地図を見ると目的の場所にいくことができること
4、昔の写真に一緒に写っている人の名前を全員正しく言えること
 
パターン2
①     本文中に何度も出てくる語がキーワード。キーワードが複数ある場合はそれぞれの意味とキーワード相互の関係をつかむ
②     設問にキーワードが使われている場合、そのキーワードの説明部分と一致している選択肢をさがす
 
<解き方>
キーワードは「記銘」、「記憶痕跡」、「保持」。設問に使われている「記憶痕跡」の意味をまず見つける。「記憶痕跡」と言う語は下線部と文の後半に出てくる。「記憶痕跡としてちゃんと保持されている」「記憶痕跡となって保持されている」という似た意味の文が2度も出てくることから「記憶痕跡として保持される」ことに意味があることが分かる。そのために出来ることは、名前を忘れていても、ほかの人に指摘されると思い出すということと、事故後のリハビリテーションで以前の動作が出来るようになると言うことである。つまり、「記憶痕跡」として保持されていると、忘れているようでもやってみると出来ると言う意味である。2と4は忘れていないこと、3は初めてのことで、いずれも×。答えは1。

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