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2級读解99

时间:2009-05-04 14:20:23  来源:本站原创  作者:maggie

「勤勉こそ美徳である」という言葉は、21世紀には死語にしたい。「心豊かに生きることこそ美徳である」という言葉をそれに代えたい。
これまで日本人はよく働く国民であると世界的に評価されてきた。ところが、最近は( 51 )事情がだいぶ変わってきた。 働くことだけに一生を費やしてしまう日本人は「働きばち」とたとえられ、非難の対象にさえなっている。もちろん、「働きばち」にも( 52 )言いわけがないわけではない。狭い国土、高い人口密度、乏しい地下資源。日本という国が生き延びていくには、とにかく働くしかなかったのである。これを支えてきたのは勤勉以外の何ものでもない。
しかし、そうは言っても、世の中というのは常に動いている。20世紀の日本と21世紀の日本が同じはずはない。勤勉さのお陰で物質的に恵まれた日本は、そのことを土台にして新しい方向へと進んでいかなければならない。( 53 )というこれまでの考え方は、当然、反省さらなければならないし、働きさえすればあとはどうでもいいという思想も改めなければならない。たとえば、過労死の問題。人間は生きるために働くべきなのに働いたために死んでしまう人がいる。何かを変えなければならない時に来ているのである?
そこで考えられるものの一つがコンピューターである。コンピューターという言葉を聞いただけで何か難しい、面倒くさいというイメージを持つ人がいるが、そういう人に会って話を聞いてみると、たいていこれまでの考え方を変えずにコンピューターを頭から嫌っている。これまでの考え方というのは、もちろん「勤勉こそ美徳である」という考え方である。なぜコンピューターを使うのか、その最も大事なところがきちんと理解されていない場合が多い。つまり、仕事をこれまでよりもたくさんするためにコンピューターを使うのだと考えている。しかし、( 54 )これは大きな間違いである。間違いと言って悪ければ、改めるべき習性と言ってもいいかもしれない。
私は長年、コンピューターの開発に努めてきたが、( 55 )。まったくその逆である。少しでも皆の仕事量を減らそうと思って努力してきたのである。コンピューターの最大の利点は仕事にかかる時間を短縮するということである。たとえば、これまで二日かかった仕事が、コンピューターのおかげで2時間ですんでしまう。利用者はこの点をもっとよく考えてほしい。あとの時間はすべて遊べとは言わないが、少なくとも何時間かは仕事以外のことに使えるはずである。その何時間かをいかに豊かに使うかに、これからの( 56 )日本がかかっていると言っても過言ではないのである。

51、下線51に「事情がだいぶ変わってきた」とあるが、これはどういうことか、次の中から最も適当なものを一つ選びなさい。
  A、よく働く国民の一生の過ごし方が変わった。
  B、世界の日本人に対する見方が変わった。
  C、働くことに対する日本人の意識が変わった。
  D、日本人の働きすぎという評価が変わった。

52、下線52の「言いわけ」とは、どんな言い分けか、次のなかから最も適当なものを一つ選びなさい。
  A、働かなかったら日本は生き延びられなかっただろうという言い分け。
  B、働かなければ日本の国土はっ狭くなっただろうという言い分け。
  C、働かなければ日本は生き延びられなかっただろうという言い分け。
  D、働かなかったら日本の人はますます増えただろうという言い分け。

53、(53)には次のどれが入るか、最も適当なものを一つ選びなさい。
  A、物質がすべて B、勤勉よりも物質
  C、物質よりも勤勉 D、土台がすべて

54、下線54に「これは大きな間違いである。」とあるが、それはなぜか、次のなかから最も適当なものを一つ選びなさい。
  A、コンピューターの使い方を良く理解する前にコンピューターを使っているから
  B、コンピューターを使って少ししか仕事をしようとしないから
  C、コンピューターは一日2時間だけ使うものだから
  D、コンピューターの最大利点は仕事がたくさんできるから

55、(55)には次のどれが入るか、最も適当なものを一つ選びなさい。
  A、使う人の仕事量を減らすために開発を急いできたのではない
  B、利用者に正しく使ってもらおうと思って開発を急いできたのである。
  C、使う人の仕事量を増やすために開発を急いできたのではない
  D、コンピューターの利点を理解してもらおうと思って開発を急いできたのである。

56、下線 56に「日本がかかっている」ととあるが、この「かかっている」と同じ意味の「かかっている」を次のなかから一つ選びなさい。
  A、壁に美しい風景の絵がかかっている
  B、あの宝石には多額の保険がかかっている
  C、今度の計画には会社の将来がかかっている
  D、富士山には今日も雲がかかっている

 

 

正解:51、B 52、C 53、A 54、B 55、C 56、C

翻译:
“勤劳才是美德”这样的话在21世纪已经没有人说了。“活得丰富多彩才是美德”这样的话取而代之。
一直以来世界上对日本人的评价是勤劳的民族。不过,最近事情似乎有了变化。辛劳一生的日本人被称为“工蜂”,成为被指责的对象。当然,被称为“工蜂”也是没办法的事。日本国土狭小、人口密度高、地下资源贫乏。日本这样的国家能够存在下去,就只能靠辛勤劳动了吧。除了勤劳之外别无他法。
但是,话虽如此,世道也一直是在变化的。20世纪的日本和21世纪的日本是不可能相同的。因勤劳而物质极大丰富的日本,必须以此为基础朝着新的方向前进。当然,物质主义这种想法必须要进行反省,但只要勤劳其他的就都没问题这种思想也必须改变。比如,过劳死的问题。人类是为了生存而劳动的,却有人为了劳动而死去。已经到不得不改变的时候了么?
这里要考虑的一个问题就是计算机。计算机这种东西听起来似乎很难、很麻烦,有人抱有这样的印象,即使和这种人见面交谈,一般也不会改变一直以来的看法,还是会讨厌计算机。以上所说的想法,当然属于“勤劳才是美德”这种想法。为什么要使用计算机,很多时候人们并没有很好地理解这一最重要的问题。因此,(有人)认为用计算机是为了做比以前更多的工作。但是,这是很大的误解。说是误解可能不大好,也许该说是需要改变的习惯。
我多年来为了计算机开发而努力,但不能为了让使用者的工作量增加而加快开发。其实完全相反。我是想能够稍微减少一点大家的工作量而努力。计算机最大优点就是能够减少工作所花费的时间。比如,以前需要花费两天的工作,(现在)用计算机2个小时就能完成。希望使用计算机的人能更多地想到这点。剩余的时间虽说也不能光是游玩,但也应该在工作以外的事情上花些时间。在这些时间里生活是否丰富,说是为了今后的日本也不为过。

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