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2級读解102

时间:2009-05-04 14:42:00  来源:本站原创  作者:maggie

履歴書に大学名を書かなくてもいいという企業が現れた。レコード業界トップのソニーである。脱学歴に踏み切った背景には、出身大学にこだわらず、個人の能力を思う存分に伸ばすという社風がもとからあった。同社は創業21年で、若手グループの力が、有能な若いアーチスト(芸術家;能工巧匠)を大量にここの世界に送り出してきたという実績を持つ。ヒットを生むアーチストを見抜くには、学歴など何の役にも立たない。どこの大学を卒業したかではないのだ。若者たちが何を求めているのか、そして、彼らが一体、世の中に何を問いかけているのか、( 57 )それらを確かにつかむ先見の明がこの会社にはあったのだろう。
  「A」大企業に就職すれば年功序列で、特にミスをしなければ生涯安泰に暮らすことができる。いわゆるブランド志向がまかり通っていた。しかし、そのブランド志向もいずれ影をひそめるに違いない。
  「B」就職を目の前にした新卒の学生たちは、ブランドや給料よりはむしろ、やりがいのある仕事、充実感を覚える仕事への意識を強めている。気に入らない仕事はしたくないという若者が増えている。
  「C」一方、学歴に対する企業の意識もかなり柔軟になっている。ちなみに、「日本の100社’89」(日本経済新聞社)のトップインタビューによると、期待される人材として、「世界を相手にする気概と体力のある人」「国際化に積極に挑戦する人」「やる気十分の人材」「覇気のある若者」「個性を発揮する創造的人材」「有言実行型」「チャレンジ意欲のある若者」「他分野に挑戦する活力ある人間像」「若おじん(缺乏朝气的年轻人)はだめ」「信念と行動力の人」「好奇心と執着心のある人」「大胆な発想のできる人」「アイデアマン」などとなっている。企業自体、出身大学よりも個人の能力や個性に重点をおく採用方針へと転換しているのが現状である。企業は社会の動静に鋭く対応する姿勢を見せている。
  「D」( 58 )、依然として有名大学へと進学希望者が殺到している。脱学歴社会へと変貌している現実を知ってか知らずか、学校や世の母親達は、より偏差値を上げなければと、子供たちの尻をたたく。悲鳴を上げている子供たちの声が( 59 )かれらには届いていない。その圧力に耐えかねて非行に走り、自殺に追い込まれている子供たちがあわれである。
  脱学歴社会は着実に進んでいるのだ。偏差値だけで人間を判断しない社会になりつつある。人の気持の分かる、人間的に豊かな若者こそ21世紀の担い手になるだろう。

57、下線(57)の「それら」は何を指すか、次のなかから最も適当なものを一つ選びなさい。
  A、若者たちが何を求めているかということ
  B、若者たちが何処の大学を卒業したかということ
  C、若者たちがヒットを生むアーチストを見抜くこと
  D、若者たちが個人の能力を思う存分に伸ばすこと

58、(58)にいれるのに最も適当なものを選びなさい。
  A、したがって B、とはいえ C、もっとも D、しかも

59、下線59の「彼ら」とは誰か、次のなかから最も適当なものを一つ選びなさい。
  A、企業のトップたち
B、進学希望者
  C、学校や世の母親達
D、人間的に豊かな若者たち

60、「かつては『寄らば大樹の陰』という言葉が定説になっていた。」という一文は文中「A」「B」「C」「D」のうち、何処に入るか、次のなかから最も適当なものを一つ選びなさい。
  A、「A」 B、「B」 C、「C」 D、「D」

61、本文の内容に合うのは次のうちのどれか、次のなかから最も適当なものを一つ選びなさい。
  A、脱学歴社会は確かに進んでいる。高い学歴に加え、他人の気持も分かる豊かな人間性を持った人人が次の時代を築いていくだろう。
  B、脱学歴社会は確かに進んでいる。企業も学歴を無視して、個人の能力や個性に重点を置く採用方針をとるようになった。
  C、脱学歴社会は確かに進んでいる。若者も学校より社会に対して目を開き、やりがいのある仕事や充実感のある仕事を求めて会社を選ばなくてはならない。
  D、脱学歴社会は確かに進んでいる。しかし、子供たちはそれとは無関係に偏差値をあげるために*をたたかれ、学歴を身に付けざるを得ない状況に追い込まれている。

 

 


答案:
57、A 58、B 59、C 60、A 61、B

(最近)出现了一些不需要(求职者)在简历上写毕业大学名字的企业。唱片业的领袖Sony就是这样。跳出唯学历论的怪圈,不再拘泥于所毕业大学,而是看个人能力是否得到充分发挥,也许是因为这些公司风气(才出现了上面的情况)。该公司创立21年来,为这个世界输送了大量由年轻人组成的团队和有能力的年轻艺术家。对于洞察制造潮流的艺术来说,学历之类的起不到什么作用。哪个大学毕业的(学生)会做不到这些呢?(注:这里应该是反问,意为无论哪个大学的毕业生都可能做到这些)。年轻人所追求的是什么,甚至,他们对这世上所关心的是什么,这个公司的先见之明就是很清楚地理解了这些吧。

在大公司就职的话就会论资排辈,特别是只要不犯错就能平平安安地过完一生。所谓的“品牌志向”(注:我理解这里的“品牌志向”指的是盲目崇拜大公司,如微软、谷歌之类)广泛流行。但是,这种“品牌志向”一定会……的(这里不会了。。。哪位指点一下 多谢~)。

面临着就职的应届毕业生们,除了公司名气和薪酬外,也有很强烈的想要从事有意义的、能感觉到充实感的工作的意识。越来越多的年轻人不愿从事不喜欢的工作。

一方面,企业对学历的态度也更加灵活。相应地,根据《日本的100家企业,1989》(日本经济新闻社)所做的高端访问,以下人才备受期待,“有将全世界作为对手的气概和体力的人”、“积极地迎接国际化挑战的人”、“非常有干劲的人才”、“有霸气的年轻人”(汗这个。。。)、“能发挥个性的创造型人才”、“有言必行的人”、“有挑战欲望的年轻人”、“有对其他领域发起挑战的活力的人”、“缺乏朝气的年轻人不行”、“有信念和行动力的人”、“有好奇心和执着心的人”、“能够大胆想象的人”、“有想法的人”(idea man…)等。企业自身的现状是,正在转换方针,相对于毕业大学,更加注重个人能力和个性。可以看到企业对社会变化的反映是很敏锐的。

虽说如此,但还是有大量的求学者想要进入著名大学。学校和母亲们似乎不知道我们正在朝“无学历社会”变化这一事实,只要(成绩的)差距一变大,就打孩子的屁股。悲鸣着的孩子们的声音他们听不到。在这种压力之下,有些孩子很不幸地走上了不良少年的道路,甚至被迫自杀。

我们正在朝着无学历社会稳步前进着。变成不再只根据学业的差距判断一个人。能理解别人的心情,富有人情味的年轻人才是21世纪的旗手吧。


 

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