2010年7月日语能力考试一级真题:阅读(上)
53 ツバメが日本へ渡ってくるのはなぜか。
1 南半球でひなが育ち、えさとなる昆虫が不足するから
2 日本が春になる頃、ひなが海を渡れるようになるから
3 日本が暖かくなるとえさがふえ、子育てがしやすいから
4 日本は冬になっても、他の地域より暖かくえさが豊富だから
54「ツバメの初見日」を記録しているのは何のためか。
1 ツバメの渡りのルートを解明するため
2 日照時間の短縮の原因を究明するため
3 世界の気象や環境の変化を研究するため
4 観察者や研究者に気象情報を提供するため
55 最近の「ツバメの初見日」と日照時間の関係について正しいものはどれか。
1 南半球などで日照時間に変化がおきてツバメの渡りが早まっているのだろう。
2 温暖化で日本の日照時間が長くなり、ツバメの渡りが遅れてきているようだ。
3 ツバメは毎年日照時間と関係なく渡りを始めるようになったのかもしれない。
4 日本の日照時間にくるいがでたために、ツバメが早く渡ってくるようになった。
(3)
消して費やしてしまう、使って無くしてしまう――どうも消費という言葉のイメージは前向きではないですね。消費者という言葉も、そう。生産者と対比して、消極的イメージがつきまとう。消費者という言葉は、経済用語のなかでもっとも不適切な一つだと私は思います。行為の中身からひどくズレています。
消費と呼ばれている行為は、その中身から言えば、生きていくのに必要なものを使うことですね。私たちは衣食住その他に、さまざまなものを使います。しかし、そのことを「消費」と呼ぶのは正しいか。正しいくないと、言うべきです。なぜなら、人は食べ物を食べることによって、自分の身体を生産しているのです。なるほど、食べ物の形は消えてしまいます。しかし、それは私たちの生命としてよみがえっているのです。衣服を身につけることはどうか。それは体温を維持させることによって命をつくり出すだけでなく、他人にあたえる私たちの印象を生産しています。このように、消費と呼ばれている行為は、私たちの命と生活を、そして次の世代の人間を生産する行為です。それなのにそれを消費者と呼ぶのは、物の生産者の側から見た言い方にすぎません。
(岸本重陳『経済のしくみ100話』による)
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