2005年日语能力考试二级真题:语法&阅读
(注1) ピザ:イタリア料理の一つ
(注2) 挑戦(ちょうせん):困難なことに立ち向かっていくこと
(注3) 修業(しゅぎょう):技術を習い、身につけること
【問い】 「新しい挑戦(ちょうせん)」とあるが、筆者はこれについてどう思っているか。
1 周りの人々に理解されない場合は、初めからやらないほうがいいと思う。
2 初めはうまくいかないのが当然なのだから、できなくても恥ずかしく思うこ
とはない。
3 年をとってから新しいことに挑戦する場合は、周りの人々の応援(おうえん)があるので、
うまくいくはずだ。
4 初めて挑戦することは、まず学校に行ったり一人で練習したりしてから、人
の前でやったほうがいい。
(5) 日本人は「察(さっ)し合(あ)い」の会話をすると言われている。「察し合い」とは、言葉で表現されなくても相手の気持ちや状況を想像してお互いに理解し合うことである。次のグラフは文化庁が2002年1月に行った世論調査(よろんちょうさ)(注1)で「察し合い」の会話についてたずねた結果である。それによると、「ア:これからも察し合いの文化を伝えていくべきだ」と考えている人は少なく、どの世代(せだい)(注2)も20%未満で、40代が最も少なかった。また、どの世代も10~20%が「イ:誤解を招くこともあるので、相手に『察し』を期待しない方がいい」と考えておリ、「ウ:これからは、きちんと言葉に出して言うべきだ」と考えている人がさらに多いことを考えると、これからは「察し合い」の会話が減っていくのではないかと思われる。40代、50代では約40%が「ウ」と回答しているが、「ア」の回答数と合わせて考えると、「察し合い」の会話に一番否定的なのは40代だと言えそうだ。
それに対して、10~30代では「エ:相手や状況によって、察し合いの会話をするかどうか使い分けるといい」という回答が一番多かった。
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