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学习日语了解日本必备资料 苏珊的日本旅行日记(30)

时间:2011-07-22 09:35:53  来源:可可日语  作者:saisaike

4.学歴偏重社会
 あなたは「教育ママ」ということばを聞いたことがありますか?これは子供の教育に熱心すぎる母親たちを皮肉ったことばなのです。しかし一方的に母親たちを責めてもよいのでしょうか。ここで彼女たちの話にも耳を傾けてみましょう。
 「主人は仕事で忙しいものですから、子供の教育は私に任されっぱなしです。うちの息子はまだ小学生ですから、学校から帰ってきたら遊ばせたいと思うのはどの親も同じだと思うのです。でも現実には、息子の友人は皆塾に行っているし、うちの息子だけ勉強に遅れれば、結局社会にとり残されてしまいます。そうなれば息子もかわいそうです。よい高校に入り、よい大学を出て、よい会社に就職し、よい仕事を得る。何も私だけがこう考えているわけではありません。日本の社会の仕組みがこうなっているんですもの、仕方ないですわ。結局は息子の幸福のためなのです。」
 彼女の弁解はあまりにも当然で非難する気もおこらなくなります。この風潮はいったいいつまで続くのでしょうか。「学歴偏重社会」が続く限り、教育ママはますます増えていく気がします。中には3歳から塾に通わせる母親もいるそうです。よい幼稚園に入ることで、そのままエスカレーター式に中学、高校、大学と行けるからです。
 「学生時代を受験勉強して過ごさせるのはかわいそうですから。本を読んだり、スポーツをしたり、充実した学生生活を過ごさせるには、この方法しかないのです」とエスカレーター式の学校(主に有名私立校)に息子や娘を入れている母親たちは言います。しかし、こういう学校は授業料なども年間100万円くらいと大変高く、ごく一部の人たちしかそうすることはできないでしょう。
 教育とはいったいなんでしょうか。小さな頭にたくさんのことを暗記させることでしょうか。これからの社会に必要なのは、自分で考え行動できる人間ではないでしょうか。
  偏重学历的社会
 你听说过“教育妈妈”这个词吗?人们常用这个词来挖苦那些对孩子的教育过于热心的母亲们。但是,我们能够单方面地责备母亲们吗?我想还是让我们来倾听一下她们的心声吧!
 “因为丈夫工作忙,对孩子的教育就完全托付给我了。我的儿子还是个小学生,我想每个家长都会希望放学之后能让孩子玩一会儿。然而,现实又是如何呢?孩子的朋友们都在上课外补习学校,如果只有他一个人学习落后,其结果就是被社会淘汰。那么孩子将是非常可怜的。考入好高中,毕业于名牌大学,在大公司就职,有个好的工作,所有这些并不仅仅是我一个人的想法,日本的社会结构就是如此,我毫无办法,最终还是为了孩子的幸福。”
 她的辩解是理所当然的,我不想妄加指责。但这种风气究竟要持续到何时呢?只要“偏重学历的社会”存在,“教育妈妈”就只会有增无减。据说有些母亲竟然让3岁的孩子去读私塾。因为若能进一所好幼儿园,就可以免试直接升入中学、高中直至大学。
 让子女进免试式学校(主要是有名的私立学校)的母亲们说:“让孩子们以疲于应考的方式度过整个学生时代未免太可怜了。为了使他们既可以读书,又可以参加各项体育活动,度过充实的学生生活,我们只得让孩子走这条路。”但是这种学校的费用每年高达100万円。所以只有少数人可以这样做。
 所谓教育究竟是什么呢?是让小小的脑袋去死记硬背大量的知识吗?我想未来社会所需要的人应该是能够独立思考和行动的人。
単語:
1.皮肉る「ひにくる」(五他)/(俗)挖苦,奚落,讽刺
2.一方的「いっぽうてき」(形動)/一方面的,单方面的,片面的
3.耳を傾ける「みみをかたむける」(詞組)/倾听
4.っぱなし(接尾)/(接动词连用形)放着不理,置之不理,丢在一旁
5.塾「じゅく」/私塾,补习班
6.取り残す「とりのこす」(五他)/留下,剩下,跟不上,落在后面
7.かわいそう(形動)/可怜
8.仕組み「しくみ」/构造,结构
9.もの(終助)/(多用于妇女,儿童)带有不满,怨恨,撒娇等情绪;申述理由
10.仕方ない「しかたない」(形)/没办法,不得已
11.あまりに(副)/非常,很,太,过于,过分
12.いったい(副)/究竟,到底
13.エスカレーター「escalator」/可以免试升学的附属中、小学
14.受験「じゅけん」/应考,投考,应试
15.ごく(副)/极
練習(答案见下页):
エスカレーター式に学生生活を送る利点はどのような所にあると日本の母親は考えていますか。

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