苏珊的日本旅行日记(51) 俳句(上篇)
10、俳句(上編)
外国人に日本語を教えていると、文学好きの人は必ず「私も俳句を作ってみたいのですが、どんなことに注意すればいいのですか?」と聞きます。私はいつもこう言います。「俳句には二つの大切な約束があります。第一に一句の中に必ず季語が含まれていること、第二は使われる音数が17音で、しかも5音、7音、5音という3節から成り立っていることです。」
こう説明すると、私達日本人には予想もつかないような質問が出ます。「木枯しは何故冬なのですか?」確かにタイやインドネシアのように一年中夏の国から来た学生にとっては日本人の季節感、特に冬を表す季語は理解しにくいかもしれません。たった17音の短い詩でも、私達は木枯しと聞いただけで、手足が凍るような寒さを連想します。耳元を吹き抜ける冷たい風、凍りついた道、家で食べる温かいなべもの、今編みかけのマフラー、たった一つの言葉から連想は果てしなく広がっていくのです。文化的背景の違う学生にこれを理解してもらうには、「今年の冬が来たら、分かりますよ」と言うことにしています。
10、俳句(上篇)
在教外国人日语时,喜欢文学的人必定会问:“我也想尝试写写俳句,要注意哪些方面呢?”这时我便会说:“俳句有两个主要的规则。一是一首俳句中必须要有季语;其二,句中音节数为17音,并且要由5音节,7音节,5音节三段构成。”
我这样说明之后,他们常常会提出一些日本人始料不及的问题。例如:“寒风为什么就是冬季呢?”。的确,那些来自像泰国和印度尼西亚那样,全年都是夏季的国家的学生,恐怕很难理解日本人的季节感,特别是表示冬季的季语。即使是只有17个音节的短诗,我们只要听到其中的“寒风”两个字,就会联想到手脚冰凉的寒气。仅此一个词便可令你浮想联翩:耳边呼啸的北风;上冻的道路;家中吃的热火锅;刚织了一半的围巾……。为了使文化背景不同的学生理解这些,我便说:“等到今年冬天,你就明白了。”
単語:
1.成り立つ「なりたつ」(五自)/构成,组成,形成,成立
2.予想がつく「よそうがつく」/能预料到,预料之中
3.木枯し「こがらし」/寒风(秋末、初冬刮的冷风)
4.耳元「みみもと」/耳边,耳旁
5.吹き抜ける「ふきぬける」(下一自)/(风)刮过,吹过
6.凍りつく「こおりつく」(五自)/冻上,冻结
7.なべもの/火锅
8.マフラー「muffler」/围巾
9.果てし「はてし」/边际,尽头
果てし(が)ない/无边际,无尽头
練習(答案见下页):
俳句を作る時の決まりは何ですか。
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