日本語の文法入門
时间:2008-01-25 23:26:09 来源:本站原创 作者:Echo
<大先生と生徒(管理人)の会話>
生 徒:「何処何処へ」の「へ」や、「何何は」の「は」は、どうして
「え」や「わ」と書かずに「へ」や「は」と書くんですか?
大先生:これは、恐らく文語体が関係あります。
元々、日本語には英語の「ア」みたいに、今よりもう少し微妙
な発音が多く、ご存じとの通り、表記すると「ゐ」や「ゑ」と
いう音も使用されておりました。
これが、S61.7.1 内閣告示「改定現代仮名遣い」(当然、
もっと前からありましたが)によると「ゐ→い」や「ゑ→え」
に統一されたようです。
考えてみれば、当時発音されてた微妙な音の違いなんて、
「テープレコーダー」なんかなかった訳ですから、判る訳ない
ですよね(笑)。
また、この内閣告示には、慣例を重視しながら(結局は「歴
史的自然形成」か?)以下のように規定しております。
・助詞の「は(発音わ)」は、「は」と書く。
・助詞の「へ(発音え)」は、「へ」と書く。
以上2点から、類推するに、「微妙な音は難しいからまとめ
ちゃえ..でも、みんなが書き言葉として使ってるものは面倒
だからそのままね。」というところではないでしょうか。
生 徒:「通り」は「トオリ」、「応用」は「オウヨウ」と書きますが、
これら日本語の長音も話し言葉と書き言葉が違っていて、なん
じゃ?、と思いますが..
大先生:「通り」の正式な発音は「トオリ」のまんまでいいと思います。
「トウリ」は恐らく慣用的な発音でしょう。
また、「応用」は、これまた文語体が関係しますが、多分、
元々、古語的には「あうやう auyau」と表記して、「au→ou」
という古語の発音の原則から、「おうようouyou」と発音するの
だと思います。(古語辞典で調べてみましたが、当時「応用」
という語句自体がなかったのか、記載されておりません。)
..手元に詳細な資料がありませんので、あくまでも推論の域
は出ませんが、少なくとも「当たらずしも遠からず」といった
ところだと思います。
生 徒:ついでに言うと「ん」の発音の多彩であいまいさは世界一だと
思いますが..(私の分類では四つある)
1.今度(kondo)
→d,t,z,n に連なる
2.今晩(komban)、コンビニ(=convenience、kombini)
→b,p,m に連なる
3.今後(konggo)
→k,g,s,h,r に連なる
4.今夜(kong'ya、懇意(kong'i)、懇話(kong'wa)
→a,y,w に連なる
大先生:あ、これは判んないです。なにせ、多くの日本人の人(あっ、
変な日本語!)と同じで、私、英語の「r」と「l」の発音も
うまく出来ませんもので。
今まで意識して考えたことはなかったんですが、そう言われ
て見れば、微妙に違いますね。まあ、この辺も無視しちゃいま
しょう、生粋の言語学者に任せちまって(←倒置法)。
‥‥うーん、しかし、日本語って難しい!!(but 私は世界で
最も繊細かつ美しい言語だと信じております。)
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