日本語の文法入門
时间:2008-01-25 23:26:09 来源:本站原创 作者:Echo
2-3.その他‥‥(ホントはこんな分類項は存在しませんが、私は便宜上この
ように分けております。)
1.連体詞‥‥(連体修飾語になる=体言に係る)
・「~の」型 (例) この、その、あの、どの、かの etc.
・「~な」型 (例) 大きな、小さな、おかしな、いろんな etc.
・「~る」型 (例) ある、とある、さる、あらゆる、きたるetc.
・「~た・だ」型 (例) たいした、馬鹿げた、とんだ etc.
・その他の型 (例) 我が、同じ etc.
・連体詞って奴は他の品詞と間違え易いものが多いです。以下、間違え
やすいのを、例と共に挙げると..
☆代名詞「これ、何?」‥‥「これ」だけで自己完結。
連体詞「この本」‥‥‥‥「この」は「本=普通名詞=体言」に
係る。
すなわち、連体修飾語として、後に
体言を伴わなければ、言葉として完結
出来ない。
☆形容詞「大きい猫」‥‥‥「大きい」だけでも自己完結出来る。
後ろに「猫」を伴うのは連体形だから。
連体詞「大きな猫」‥‥‥「大きな」は「猫=普通名詞=体言」
に係る。すなわち、連体修飾語として、
後に体言を伴わなければ、言葉として
完結出来ない。
また、「形容詞」と言えない理由と
して、お決まりである形容詞の活用語
尾:「かろ、かっ、く、う、‥‥」に
当てはまらないから、と考えることも
出来る。
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・品詞の基本的な識別方法
・次の順番で考えると判り易いです。
1.原形(終止形)に直して考える。
(例) 「楽しかった」→ 形容詞「楽しい」+ 助動詞「た」
2.係っていく先の品詞を考える。(特に、連体詞・副詞の場合)
3.品詞本来の意味で考える。
4.特殊な識別法。
(例) 形容詞、形容詞の活用語尾による識別 etc.
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2.副詞‥‥(連用修飾語になる=用言に係る)
・これまた、ややこしい!
・本名「副詞」、ハンドルネーム「連用詞」、すなわち「副詞≒連用
詞」とお考え下さい(笑)。
・状態の副詞‥‥(動作などがどのような状態なのか → 主に動詞を
修飾)
(例) 「さっと身をひるがえす」
→「さっと」は、「ひるがえす=動詞=用言」に係る。
(例) 「こっそり逃げ出した」
→「こっそり」は、「逃げ出す=動詞=用言」に係る。
(例) その他、まとめて「オノマトペ」(仏語だったかな?)とも
言われる、
・擬音(声)語‥‥音や声を表す言葉。
(例) ワンワンと、ごつんと etc.
・擬態語‥‥様子や感じを表す言葉。
(例) ひらひらと、しーんと etc.
なんかも「状態の副詞」になります。
・程度の副詞‥‥(物事がどのくらいの程度なのか)
(例) 「大層寒い」、「よほど気に入ったようだ」。
→それぞれ「寒い=形容詞=用言」「気に入る=動詞=用言」
に係る。
・あと、私も調べてて初めて知ったんですが「突然の出来事」や
「もっと上」のように、程度の副詞のみで体言を修飾すること
もあるみたいです(ややこしい!)。
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