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「~は~が~」構文について

时间:2008-03-19 23:43:02  来源:本站原创  作者:echo
は鼻が長い」に代表されるいわゆる「~は~が~」構文がよく議論されるのは、西洋の言語に機械的に翻訳できないからだ。
「この文は、主語が2つあっておかしい」とか「だから、日本語は特殊だ」などと言う人がいるが、それは間違いである。その人だって「この文主語2つある」と言っているじゃないか。
「~は~が~」構文は、日本語の主要な文型の1つである。決して例外的な文型ではない。
学というものは、万国共通の普遍的なもので、ある民族の特徴を持つものではない。コンピュータ言語も、英語の国で発達したものとはいえ、普遍的なものであろう。その一つとして「スタイルシート(stylesheet)」を取り上げてみよう。スタイルシートに
h1{color:red}
こう記すと、一番大きい見出しの文字の色が赤になる。この記述は
「h1赤い」
と読めるではないか。
来「~は~が~」構文で表されることがらは、民族の別によらない普遍的なものなのではないか。日本語ではそれを「は」と「が」で表現するが、西洋の言語(コンピュータ言語でなく自然言語)では、これを統一的に表す構文がなくなってしまった。 The elephant is nose is long. は非文(正しくない文)となったのである。
「象は鼻が長い」にあたる一番妥当な英文は The elephant has a long trunk. である。イタリア語では L' elefante ha un naso lungo. となる。 have (持っている) で訳している。
コンピュータ言語のスタイルシート風に表せば、
Zoo{Hana:Nagai}
となろう。
「~は~が~」構文の文の種類とその分類
 
日本語教育の初歩のレベルの例文から形式的に「~は~が~」という構文を取るものを集めて分類すると、およそ次のようになる。
形式的と言っても「父は 太郎がもうすぐ帰って来る言った。」のように主述関係が2組認められるようなものは除く。
「父」に対する述語は「言った」であり、「太郎」に対する述語は「来る」である。
  1. 「AはBが~」において、AとBとの間になんらかの関係があるもの
BがAの部分
象は鼻が長い。うさぎは耳が長い。きりんは首が長い。
私は頭が痛い。私は歯が痛い。私はお腹が痛い。
私はお腹がすいた。私はのどがかわいた。
BがAの持ち物
花子は着ているものがはでだ。
花子は飼っているネコが死んだ。
BがAの生産物
花子はかいた絵が売れた。
花子は声がきれいだ。
花子は字がきれいだ。
BがAの側面
富士山は高さが 3776m だ。
その他
山田さんは奥さんが病気だ。(親族関係)
山田さんは部下が事故に遭った。
  1. 述語「~」がガ格の対象[B]を取るもの
欲求の対象
私は新しいカメラがほしい。私は水が飲みたい。
すき・きらいの対象
私はねこがすきだ。花子は犬がきらいだ。
可能の対象
花子はピアノがひける。花子は英語が話せる。
その他
私は犬がこわい。(「こわい」対象)
  1. 上手・下手、得意・不得意の表現
上手・下手の表現
花子は歌が上手だ。花子は絵が下手だ。
得意・不得意の表現
花子は英語が得意だ。花子は水泳が不得意だ。
  1. Aが主題化変形されたもの
ヲ格の主題化
その仕事は私がします。
時の主題化
今日は雨が降っている。きのうは雪が降っていた。
  1. 所有の表現
[所有者](に)は [所有物]が ある
私(に)はお金がある。
花子(に)は自動車がある。
  1. 経験の表現
~は ……た ことが ある
私は北海道に行ったことがある。
これらの「~は~が~」構文の文を西洋の言語に翻訳しようとすると、一通りの方法では翻訳できない。一つの公式を機械的に当てはめることができないのである。特に、1「象は鼻が長い」は、先に述べたように The elephant has a long trunk. となるが、この直訳は「象は長い鼻を持っている」、もう少し日本語らしくしても「象には長い鼻がある」となるだけで、「象は鼻が長い」を的確に訳したことにはならないのである。 だから、問題になるのである
これ以外は「~は~が~」構文であるという認識は少ないであろう。それは、それぞれ的確で機械的な翻訳の方式が決まっているからである。
 
解説と問題点
 
一般の読み物、新聞などにはもっと多彩な「~は~が~」構文の文が見られる。それらを検討する前に、上に述べたことの解説と問題点を考えてみよう。
1「AはBが~」において、AとBとの間になんらかの関係があるもの
AとBとのいろいろな関係を典型的で分かりやすい「部分」から始め、「持ち物」「生産物」「側面」および「その他」に分ける。「部分」~「側面」の分け方のヒントは高橋太郎先生から得たものであるが、次の解説は吉川の責任によるものである。
1-1「部分」について
「象は鼻が長い」という文で「鼻」とは「象の体の一部分」を指す。「象」と「鼻」との関係は「全体」と「部分」との関係である。つまり「AはBが~」という文型において「BはAの部分」という関係になっている。
この文に関して必ず学生に質問されるのは、「象は鼻が長い」と「象の鼻は長い」とはどう違うのか、というものである。
前者はについてウンヌンするもの
後者は象の鼻についてウンヌンするもの
で全く違うものなのに、西洋の言語で考えると、その違いがよく分からないのだろう。
「私は頭が痛い、私は歯が痛い、私はお腹が痛い」の類は「象は鼻が長い」の類とは異なる。確かに、「頭、歯、お腹」は「私」の体の部分であるが、上の文型とは次のように異なっている。
「象は鼻が長い」では「長い」は属性形容詞で、象の属性ではなく、(象の)鼻の属性を意味している。これに対して、「私は頭が痛い」では「痛い」は感情形容詞(もっと正確には感覚形容詞)で「私」の感じる感覚を意味している。「頭」はなにかと言うと、これは感覚を感じる部位(これを箇所と言うことにしよう)である。つまり、「痛い」という感覚形容詞は「箇所」を補語として要求することばだ、と考えられる。
次に「私はお腹がすいた、私はのどがかわいた」の類はどうか。「お腹、のど」が「私」の体の部分であるという点では上と同じであるが、「私は……すいた」「私は……かわいた」と、Bを省略して言うことはできない。これは「お腹がすく」「のどがかわく」の結びつきが強いからである。

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