動詞の自他について
时间:2008-03-27 00:25:22 来源:本站原创 作者:echo
3「やすまる:やすむ:やすめる」について
この3語はこういうフォーク型なのか。
やすまる |
> |
やすめる |
やすむ |
あるいは、こういうフォーク型なのか。
やすまる |
< |
やすめる |
やすむ |
「やすむ」の位置によって2通りに考えられる。いずれにしても「やすまる:やすめる」と対応していることは間違いない。そして、この場合、格助詞の対応は「が-を」となっている。
自動詞 |
例 |
他動詞 |
例 |
やすまる |
体がやすまる |
やすめる |
体をやすめる |
「やすむ」の典型的な例は「会社をやすむ」であろう。この場合、「やすむ」は自動詞なのか、他動詞なのか。そもそも、この「を」は何の「を」なのか。通るところの「を」(「道を歩く」)ではない。離れるところの「を」(「家を出る」)でもない。鳥飼浩二は<対象>を表さないと考えられる「を」の(8)として「不在の場所や不参加の催しを表すもの」(例:学校を休む)を挙げている。(鳥飼浩二「自他動詞の認定をめぐる序論」『月刊言語』1993年5月号、大修館書店)。そこで、この「を」を不在・不参加の「を」と言うことにしよう。このように、対象を表さない(と考えられる)「を」と共起する動詞は自動詞である。したがって、
やすまる |
> |
やすめる |
yasumARU |
> |
yasumERU |
やすむ |
yasumU |
こういう図のフォーク型と考えるのが適当ということになる。
4「ちぢまる、ちぢむ:ちぢめる」について
左フォーク型である。
ちぢまる |
> |
ちぢめる |
tizimARU |
> |
tizimERU |
ちぢむ |
tizimU |
5「つたわる:つたえる」について
次の例では、格助詞は「が-を」の対応をしている。
自動詞 |
例 |
他動詞 |
例 |
つたわる |
うわさがつたわる |
つたえる |
連絡事項をつたえる |
次の例では、「が-を」の対応と「を-が」の対応がある。自動詞の方に現れる「を」は通るところを表す「を」である。それは他動詞表現では「が」となる。
自動詞 |
例 |
他動詞 |
例 |
つたわる |
電気が導線をつたわる 電気が つたわる |
つたえる |
導線が電気をつたえる 電気をつたえる |
また「つたう」という動詞は「つたわる」と形も意味も似ているが、具体的な用法は異なる。
つたう |
水がといをつたって流れる |
「つたう」は自動詞である。この意味に対応する他動詞はない。「つたえる」は意味が異なる。
他動詞がない場合に“他動詞的”表現をするときは、使役形が使われる。上の文を他動詞的に表現すると「水をといを つたわせる」となるが、この言い方は少しおかしい。ヲ格名詞を続けて使っているからだ。このことを「二重ヲ格禁止の原則」と言う。「水に といをつたわせる」としても自然な日本語ではない。そこで「水」をあとに持って行って「といをつたわせて 水を 流す」とすれば、適切な文になる。
6「まざる、まじる:まぜる」について
左フォーク型である。
まざる |
> |
まぜる |
mazARU |
> |
mazERU |
まじる |
mazIRU |
自動詞に二つの形があるが、微妙な意味の差がある。
まざる……2種類のものがほぼ同量入り込む
まじる……あるものの中に別の少量のものが入る
他動詞「まぜる」ではこの差はなくなる。
(3)U-ERU akU-akERU
◎フォーク型対応の動詞
U-ERU の対応パターンに関わる、いくつかのフォーク型対応の動詞を見てみよう。
1「したがう:したがえる」
「したがう:したがえる」は次のように用いられる。この意味では「が-を」の対応と「に-が」の対応がある。
自動詞 |
例 |
他動詞 |
例 |
従う |
家来が主人に従う 家来が 従う 主人に従う |
従える |
主人が家来を従える 家来を従える 主人が 従える |
次の「従う」は上の例と用法が違う。対応の他動詞がなく、もし他動詞的表現をする必要があれば、使役形を用いることになる。
自動詞 |
例 |
使役形 |
例 |
従う |
生徒が校則に従う |
従わせる |
生徒を校則に従わせる |
2「しずむ、しずまる、しずめる」について
これらの動詞については「しずむ:しずめる」という対応と「しずまる:しずめる」という対応があって、一見フォーク型対応をなしているように見える。しかし、次のような理由でこの「しずめる」は別の語と考えられる。
「しずむ sizumU:しずめる sizumERU」は漢字で書けば、「沈む:沈める」である。アクセントは平板式である。
一方、「しずまる sizumARU:しずめる sizumERU」は漢字で書けば、「静まる:静める」であって、アクセントは中高式である。(2)の対応パターンである。
(4)ERU-U torERU-torU
この対応パターンでは自動詞と他動詞の可能形とが同じになってしまい、意味を区別するのに注意が必要である。
問題が解ける 自動詞
あなたはこの問題が解けるか 可能形
◎フォーク型対応の動詞
ERU-U の対応パターンに関わる、いくつかのフォーク型対応の動詞を見てみよう。
1「とける:とく、とかす」について
次の例では「とける:とく」と対応している。格助詞は「が-を」の対応をしている。
自動詞 |
例 |
他動詞 |
例 |
とける |
問題がとける |
とく |
問題をとく |
次の例では「とける:とかす」と対応している。格助詞は「が-を」の対応をしている。
自動詞 |
例 |
他動詞 |
例 |
とける |
氷がとける |
とかす |
氷をとかす |
漢字で書くときは、一般に「解」を使うが、後者では「溶・融」も使われる。フォーク型対応と言っても、このように用法が違う。また、他動詞「とかす」には「髪の毛をとかす」という用法があるが、これに対する自動詞はない。
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