無生物主語・他動詞構文
时间:2008-03-27 21:37:29 来源:本站原创 作者:echo
日本語の無生物主語・他動詞構文の分類
- 形状描写・関係描写の表現
空気が地球をとりまき、包んでいる。
チューリップが円陣をつくって咲いている。 - 疑似他動詞構文
太陽が姿を現した。
雪上車が故障を起こした。 - 自然界の動きの表現
太陽が大氷原を照らし続ける。
溶岩が地面を押し上げていく。 - 付帯的状態の表現
溶岩は、白煙をふき、うなりをたてながら押し上がっていきます。
トロッコは、みかん畑のにおいをあおりながら、線路を走りだした。 - 人間が関与する表現
文明は人間にいろいろなものを与えた。
ことばがわからないとき、辞書が助けてくれます。 - 原因構文
その泣き声は、彼のまわりへ、いちどに父や母を集まらせた。
灰は三十センチ以上も積もって、木々や作物を枯らした。
各 論
1形状描写・関係描写の表現
- 飛行機雲が豊かな曲線を描いている。[素材]が[形状]を形づくる
- 家々が泥溝を挟んでいる。
- その肉体が空間を占めている。
- 筏がその上に土を乗せている。[交通機関]が 物を のせている
- 石炭を積んだ荷船 物をのせた[交通機関]
- 枕木を積んだトロッコ
- 雪をいただくキリマンジャロ
2疑似他動詞構文
- 太陽が姿を現した。(=現れた。)
- 火山は、鳴りをひそめている。 (=鳴っていない。)
- 火山は、噴火を起こしている。 (=噴火している。)
- 火山の活動は、なお衰えを見せない。(=衰えていない。)
- 溶岩は、上昇を続ける。 (=上昇し続ける。)
- 溶岩は、地表には顔を出さず…… (=現れず……)
- 新しい山はその高さを増していった。(=高くなっていった。)
- 雪上車が積み荷の重さに進行をおくらせた。(=おくれた。)
3自然界の動きの表現
- 太陽が大氷原を照らす。
- 溶岩が地面を押し上げる。
- この溶岩は、美しいだいだい色の光を放っている。
- からすの黒い背中が、きらりと日の光を反射する。
4付帯的状態の表現
- 溶岩が、白煙をふきながら、押し上がっていく。
- トロッコは、みかん畑のにおいをあおりながら、線路を走る。
- トロッコは人手を借りずに走ってくる。
- 車は海を右にしながら、走っていった。
5人間が関与する表現
- 文明は人間にいろいろなものを与えた。
- ことばがわからないとき、辞書が助けてくれます。
- 昔から筆まめに書くことが、書く人を成長させ、世の中を進歩させてきました。
- アフリカの探検記が、日本のひとりの子どもの心をかきたてた。
- 測候所のシグナルが平和な風速を示して塔の上へ昇っていった。
- これは明らかに、彼の敗北を物語っているのと同様だった。
- この事故は、一行の前途が容易でないことを思わせた。
6原因構文
- 灰が積もって、作物を枯らした。[=灰が積もって、そのために作物が枯れた。]
- その泣き声は、彼のまわりへ、いちどに父や母を集まらせた。
- 二度めの車輪の音は、もう彼を驚かさなかった。
- ふき出された岩石は、家々の屋根に穴をあけ、窓をこわしました。
- 大きなわれ目が雪上車の進行をさまたげた。
- 雪あらしは雪上車の速度をにぶらせた。
参 考
- その泣き声は、彼のまわりへ、いちどに父や母を集まらせた。(再掲)
- 「--」と、大きな声で、うちじゅうの者を、みんな集めてしまった。
- その声があまり激しかったせいか、近所の女衆も三、四人、薄暗い間口へ集まって来た。
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