您现在的位置:首页 > 日语能力 > 日语语法 > 日语语法资料 > 正文

無生物主語・他動詞構文

时间:2008-03-27 21:37:29  来源:本站原创  作者:echo
研究会のときに出された
主な意見とそれに対する吉川の見解
をまとめてみました。
 
G:
「バスは人を乗せている」はちょっと文学的ですね。
学生がこう書いてきたら「人がバスに乗っている」と直したい。
Y:
おかしいですか?[おかしくない、と暗に主張]
「文学的」というのは、「西洋の言語の直訳調」というほどの意味ですが。
I:
「バスはハイジャック犯を乗せて走っている」は?[おかしくない、との補強発言]
 
 
Y:
「人」のような不特定の名詞では、少しおかしい。
G:
「バスは子どもを乗せている」は?[おかしくない、と主張]
 
{??初めの主張と逆になった}
G:
「自転車は子どもを乗せている」はどう?[おかしくない、と主張]
自転車とバスは違う。バスには運転手がいるけど、自転車はそうじゃない。
Y:
そう言われれば、おかしいかな。なるほど。
 
 
G:
分類1の「雪をいただくキリマンジャロ」は金田一(春)の第4種の動詞の例ですね。
Y:
そうですね。その類の例ですね。
 
 
G:
分類3の「太陽は氷原を照らした」の太陽は擬人化されたものと考えられませんか。
Y:
安易に擬人化とか擬人法を持ち出したくないんです。
どうしてもダメな場合もありますが。
G:
黒板は擬人化されにくいが、時計は擬人化されやすい。
Y:
黒板と時計の違いは?
G:
時計は動いている。
Y:
例をたくさん集めて、何が「黒板」の類か、何が「時計」の類かを調べる必要があります。初めから「黒板」か「時計」か決まっているわけではありません。
逆に、無生物主語・他動詞構文から、書いた人の意図を探ることができるのでしょう。
なぜ無生物主語・他動詞構文を用いたか、その名詞を「擬人化」した意図は何かなど。
 
 
N:
分類1の動詞になるのは「含む、収容する」などですね。
K:
化学(科学)の文章などによくありますね。
「この果物はビタミンCを含んでいる」とか。
 
 
G:
分類2の「姿を現す」などでは、対象は主体の「部分」ですね。
Y:
そうです。というか、全体であったり、一部分であったり。
イタリア語の si は他動詞を自動詞にする働きがありますが、この si のようなものですね。
 
si (代名詞)「自分自身を」。英語の -self に当たる]
 
 
G:
分類5では、主語の名詞の背後に人を感じますが。
Y:
分類5は、あくまでもニ格、ヲ格に人が来る場合(現れていなくても、予想される場合)を取り上げました。ガ格(主語)の背後に人が感じられるとしても、その意図でまとめたものではありません。
G:
「公害が人を苦しめる」などたくさんありますよ。
Y:
はい、人間活動を表す名詞を主語にする場合ですね。そうですね。その類がありますね。
 
 
G:
学生(日本語学習者)が原因構文の文を書いて来たらどうしますか。
X:
普通の言い方に直します。
Y:
私だったら、どこで習ったか聞いて「はなまる」を付けます。
I:
学習のレベルによるんでしょうね。
Y:
ええ。こういう文は高級な文学的な文で、日本語には少ないよ、と言います。その上で、作文の中の他の部分と釣り合いが取れないとおかしいですから、その点、注意すると思います。
 
 
S:
英語を直訳すると、おかしな日本語になることがあって、その一つが原因構文だと分かりました。他にどんなのがあるでしょうか。
Y:
英語の無生物主語・他動詞構文を調べなければ分かりませんが、
this road takes you ~とか this paper attempts ~というのがありますね。イタリア語では La legge proibisce ~(法律が~を禁止する)というようなのもありますよ。
T:
日本語にはなぜ原因構文が少ないのですか。
Y:
日本語になぜ少ないかと言われてもねえ。
西洋の言語はSVO型が優勢で、人が現実を語るとき、無生物が主語でも、このパターンに乗せたくなるのしょう。

上一页 [1] [2] [3] 下一页

相关阅读

文章总排行

本月文章排行

无觅相关文章插件,快速提升流量