NHK新闻原文

        ２０１８年冬のオリンピックの開催都市を決めるＩＯＣ＝国際オリンピック委員会の総会が６日、南アフリカ・ダーバンで開かれ、投票の結果、韓国・ピョンチャンが選ばれました。

　　２０１８年の冬のオリンピックの開催都市には、ミュンヘン、アヌシー、そしてピョンチャンの３都市が立候補し、ＩＯＣ委員による投票が日本時間の６日午後１０時半すぎから行われました。投票はＩＯＣ委員による無記名の電子投票で行われ、いずれかの都市が過半数を取るまで、最下位の都市を除外しながら投票が繰り返されることになっていましたが、ピョンチャンが１回目の投票で過半数を得て、開催都市に選ばれました。

　　ピョンチャンは、過去２０１０年と２０１４年の招致で破れており、今回３回目の挑戦で、韓国で初めて冬のオリンピックの開催が実現することになります。今回は、既存の施設を生かしたコンパクトなオリンピックを訴えました。２０１８年の冬のオリンピックの開催都市に韓国のピョンチャンが選ばれたことで日本のオリンピック関係者の間では同じアジアから２年後の２０２０年の夏のオリンピックに意欲を示している東京への影響を懸念する声も出ています。

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