新闻概要：欧洲的信贷危机正逐渐蔓延，在此背景下，法国总统萨科齐和德国总理默克尔进行紧急会晤商讨对策。

日本NHK新闻原文

仏・独欧州信用不安で緊急会談

ヨーロッパで信用不安が拡大するなか、フランスのサルコジ大統領とドイツのメルケル首相が緊急の首脳会談を行い、通貨ユーロを採用する１７か国が経済政策でより緊密に協力するため、首脳が定期的に協議する新たな枠組みを設けたうえで、国ごとの財政規律の厳格化を一段と推し進めていくことで一致しました。

ヨーロッパでは、巨額の財政赤字を抱えるイタリアやスペインの国債の価格が一時急落するなど、信用不安が拡大するなか、フランスのサルコジ大統領とドイツのメルケル首相が１６日、パリで首脳会談を行い、対応を話し合いました。この中で両首脳は、ユーロ圏１７か国が経済政策でより緊密に協力するため、各国首脳が１年に２回、定期的に協議する新たな枠組みを設けるよう提案することや、１７か国が、それぞれ財政規律の順守を定めた法律を来年の夏までに制定するよう求めていくことで一致しました。これは、一連の財政危機への対応で足並みの乱れが指摘された、ユーロ圏各国の政策協調を一段と強固にしたうえで、財政赤字の解消を早期に図る姿勢を打ち出し、信用不安の解消をねらったもので、サルコジ大統領は会談後の記者会見で「何としても通貨ユーロを守り抜く」と強調しました。

しかし両首脳は、ユーロ圏の信頼回復の切り札として一部の国や市場から期待が高まっていた、ユーロ圏の共通債券の導入について、否定的な考えを示したほか、財政難に陥った国を支援する基金について増額する考えがないことを明らかにし、今回の提案が信用不安の解消にどこまでつながるかは不透明です。

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