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「イスタンブール、東京、マドリード」（国際オリンピック委員会の会見）

   国際オリンピック委員会は日本時間の今日（２４日）午前７時半すぎ、２０２０年の夏季オリンピックの開催地について、開催能力の有無を書類で審査する第１次選考の結果を発表し、東京は-----1-----、第一関門を通過しました。

   東京のほかに、トルコのイスタンブール、アゼルバイジャンのバクー、カタールのドーハ、スペインのマドリードが立候補していましたが、このうち、バクーとドーハが選考レースから脱落しました。

   東京は評価対象となるほとんどの分野で、高い評価を受けていますが、エネルギーの項目で原子力発電の見直しに伴うリスクと、電力会社の経営不安が指摘されています。また、環境分野では原発事故に伴う放射線レベルについて触れられていますが、東京の招致委員会が報告した“東京は問題が無い”との-----2-----にとどまっています。

   総合評価では-----3-----を指摘していて、「これからの招致レースでは世論を喚起することが求められる」との意見が入りました。最終選考は来年９月に行われる予定です。

「実質的にスタートラインについたということであって、本当の激しい戦いはこれからなんですよ」（東京都　石原慎太郎 知事）

   ２４日に会見した東京都の石原知事は、「予想通りの結果だ」とした上で、オリンピック招致についての国民の支持率が-----4-----、日本は４７％と低いことから、「スポーツ界や国を挙げての招致活動が必要だ」と語りました。

オリンピックの招致合戦はこれから本格化し、立候補ファイルを提出する来年１月以降は、-----5-----プロモーション活動も始まります。開催都市が決まるのは来年９月です。

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