泛听:日语趣闻菁华 第1期(下) 日本の茶道
日本の茶道
紅茶などは飲みながら話をしたり食べたりすることもあります。でも、茶道では抹茶を飲む時、正座して茶碗を両手で持ち、途中で置いたりぜず飲み切るまで集中する。抹茶を飲む瞬間はお茶がすべての目的になる、それが普通のお茶と違うところなんだと思いますと宗谷さんが言います。
茶道具について。茶会には祝い事の茶会や各季節の行事などそれぞれのテーマがあり、印出のために特別の道具が用意されます。まず、茶会には掛け物、花入れと季節の花が飾られています。そして、お茶を立てるために、釜、水差し、茶入れ、茶碗、茶杓などの道具を使います。茶席ではどのような道具をどのように組み合わせるかが大切なポイントです。亭主は茶会のたびごとに、その茶会のテーマを表現するために道具を選び、客は亭主からその道具の歴史を聞いたり、道具を拝見して楽しむことができます。道具は新しい物古い物を問わず、季節や趣向、客に応じて組み合わせたり見立てという表現方法で、例えば、水差しにステンデスポット、菓子にチョコレートを取り合わせるなど。茶道とは縁のない物を取り入れることもあります。また、武者小路千家では一休の時代から伝わる古い道具をたくさん保存していると宗谷さんが言います。四百年前一休が使っていた道具を今も同じように使うんです。その瞬間、四百年前の歴史上の人と自分を同一化できる、美術館で古い茶道具を見るのではなく、肌で感じることができるのですね。それはお茶をやっているこそ感じられる喜びなんです。
武者小路千家の紹介。武者小路千家の四代宗守は1667年京都に茶室、官休庵を作りました。それが上京区武者小路にあったので、以来一般に武者小路千家と呼ばれるようになりました。官休庵はいちじょうだいもく畳約1.5枚分の大きさと呼ばれるとても小さな茶室で、現在の官休庵は大正五年1916年に再建されたもので、また、茶室を繋ぐ茶庭の美しさは有名で京都市指定の名所にもなっています。また、東京都にも東京稽古場があり、十八世紀前半に造られた半床庵という茶室があります。
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