【日本文化略知一二】ごみ処理費と国防費が同額とは(上)
今天为大家带来的是日本垃圾处理的消耗与花费的相关情况介绍,从文章中我们不难看出日本对待垃圾问题的认真态度与决心。这些都可以作为我们的参考与借鉴。
日本全国でごみ処理に毎年3兆円がかかっていますが、これは日本の防衛予算とほぼ同額です。ごみとの闘いに国防費と同額が使われているとはちょっと信じがたい話ですが、本当の話です。しかも、ごみ処理場建設をめぐる紛争や不法投棄の発覚などのトラブルが日本各地で起こっていますが、いったいいつからこんなにごみ問題が深刻になったのでしょうか。
江戸時代にさかのぼれば、住宅、生活用品の材料は、稲(藁)、木材や竹、紙が主でしたから、それらをリサイクルさせながら、一種の理想的な資源循環型社会を築いていました。明治以後でも、衣類は使って古くなると赤ちゃんのおしめとなり、廃材は風呂の燃料、人や家畜の排泄物や灰は農地に肥料として撒かれたので、ごみはないに等しかったのです。
それが変わり始めたのは、「もはや戦後ではない」と言われた1956年あたりからです。洗濯機、冷蔵庫、掃除機などの電化製品が家庭に普及し始め、その10年後の1970年には、普及率は冷蔵庫89.1%、洗濯機91.4%に達しました。ここに更にやっかいな化学製品が登場してきました。プラスチックです。このプラスチックの日本国内消費量が、1960年54.5万トンと国民1人当り5.83?(キログラム)でしたが、70年に39.33?、1990年には92.43?と、10年ごとに倍増以上の勢いで増え続けたのです。
現在のごみ問題は70年代に入って顕在化するのですが、それは1960年前後からすさまじい勢いで各家庭に普及した耐久消費財が、10年前後を経て、同じくすさまじい勢いでごみとして排出されたからです。それとともに、プラスチックやラップなどがごみとして出されるようになりましたが、それらの焼却処理に伴って発生する有毒のダイオキシンが土壌や水を汚染する事態が広がりました。厚生省も1997年、全国で52カ所のごみ焼却施設で、基準を大幅に超えるダイオキシンが発生しており、緊急対策を講じる必要があるとの報告書を発表しました。そんなことあって、ごみは増える一方なのに、地方自治体が家庭ごみなど一般廃棄物のごみ処理場を建設しようにも、住民の同意が得られず、建設できないケースが増えてきたのです。
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