日语杂谈随笔 第71期 人口問題(上)
遠くのビルの窓を染めて、いつものように夕日が落ちてゆく。100年後の地上は、どうなっているだろうか。ふと、そんなことを思ったのは、そのころには、日本の人口が今の半分に減ると予想する記事を読んだからだ。
夕阳如往日一般渐渐西沉,余晖投射在远处大楼的窗户上。百年之后的这片土地,又将变成何等模样?突然冒出这种想法,是因为那时笔者刚刚看了一篇设想日本的人口将减少到现在一半的报道。
2005年生まれの赤ちゃんの数が、亡くなった人の数を下回る。明治期に統計を取り始めてから初めて、日本の人口が自然減に転じることが、厚生労働省の推計でわかった。政府の想定よりも1年早かった。
2005年出生的婴儿数量已经低于死亡人数。自明治时期开始实行统计起,人们第一次可以从卫生劳动部的预测知道,日本的人口已转向自然减少的状态。这比政府的预测还要早一年。
私たちは今、おそらくは太古の時代からほぼ増え続けてきた人口のグラフの頂点に立っている。これからあとは、右下がりに減ってゆく。現在の1億2800万の人口が、このままだと、2100年には6400万になるという。人口がそのくらいだったころを過去にさがせば、あの大恐慌が始まった昭和4年、1929年から翌年あたりになる。
或许我们现在已经站在自太古时期以来,大体上保持持续增长的人口图表的顶点。从现在开始,坐标将向右下方递减。现今的人口是1亿2800万人,但如果按这种情况,那么到2100年人口将递减为6400万。如果搜寻一下过去人口在这种程度的时期,那应该是在经济大萧条开始的昭和4年,即1929年至翌年时候的人口数量。
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