【双语阅读】【恋空】第八十七回
在日本的这部叫做【恋空】的手机小说,是一部感动1200万人的小说。
2006年10月7日,【恋空】正式出版,一个月内就卖出了一百万部,在当年度的文艺类书籍销量榜上位列第三。手机小说竟然挤入排行榜,与名作家的书分庭抗礼,这给日本出版界带来了重重一击。目前,【恋空】的销量已经打破140万,它成了社会的一大热点,被看作是改变小说界传统运作模式的传奇作品。
我们已经读了这么久,大家喜欢这部小说吗?
请伴随着优美的电影原声音乐,继续和美嘉一起,度过一段不可思议的青春时光吧。
━12 月 24 日 クリスマスイブ
今年は例年より雪が多いみたい。
折り紙を細長く切り、 それを丸く折ってノリで張り付けたのをい くつも繋げて天井に飾る。
やっぱりパーティーなんだからそれなりに 飾り付けしなきゃね!!
まぁ、 パーティーって言っても二人でなんだけ ど…。
「美嘉~もうツリーに星乗せてええか?」
「ダメ~!!美嘉がやるの~!!」
昨日二人で買った大きなもみの木。 ライトを飾り付けて、 残るは1番上に乗せるメインの星。
「あら!?届かない…」
「ったく~しゃ~ないわぁ!」
もみの木の1番上に手が届かなかった美嘉 の体を優が後ろから持ち上げ、 無事に星は飾られた。
部屋の電気を消してライトを点灯させてみ る。
「うわぁ~キレイ!!」 とりどりのライトがピカピカと点灯して いて とてもキレイだ。 まるで昔優と見た夜景のように…。 「まぁ後はパーティー始まってからのお楽 しみやな!」部屋の電気をつける優。 「はぁ~~い」 美嘉は唇を尖らせた。
今年も優は美嘉の手作り料理を希望。 …って言っても、 同棲を始めてから何回も料理を作ってるか らそれほどかしこまって作るわけじゃない けど。 去年は失敗しないかドキドキしていて、 前日に夜で練習しちゃったりなんかし て!!
あの初々しさは一体どこへ行ってしまった のだろう…。
今日作る予定の料理は、手巻き寿司 たこのサラダ
唐揚げ あとはあの~、 何て言ったっけ… クリスマスに食べる大きいチキン! もちろんクリスマスケーキもね
料理ってほどじゃなくて
ただ材料買って並べるだけって感じなんだ けどさ
今年はクリスマスケーキの生クリームの砂 糖と塩を間違えないようにしなきゃ。
優と二人でスーパーへ買い出しに行く。
その時にサンタクロースの衣装を発見し た。
「優~これ着てぇ!」 優はその隣にある物を指さす。
「それより美嘉がこれ来たら絶対似合うで 優が指さしたのは サンタクロースの女の子バージョンの衣 装。
ワンピースになっている
「こんなのあるんだ~!!かわいい~」
「買ったるか?」
優はサンタクロースの衣装に手を伸ばし た。
「ダメ~!!」 優の手を止める美嘉。
え~美嘉なら絶対似合うと思うんやけど なぁ」
子供みたいにスネた顔をする優。
愛しくて抱き付きたくなってしまったけ ど… お店だから我慢我慢。
確かにサンタクロースの衣装かわいいから 欲しいけど…
「そんなことより今月のガス代高かったん だから節約節約ぅ」
こんな所帯じみたことを言いながら、 本来の目的である料理の材料をかごに入れ た。
お会計をするためにレジに並んでいた時…
「あ~卵入れるの忘れとったわ。美嘉悪い けど取って来てくれるか?」
卵は確かかごに入れたはずなのに…。 不審に思いながらも 卵を取りに走る。
卵を取って戻って来た時にはもう会計を終 えてしまったみたいで 優はどこにもいない。
仕方なく一人でレジに並んでいると、 遠くで優が袋から卵を出し上にあげた。
卵あったんだ!!
卵を戻しに行くために再び走る。 卵にこんなに踊らされるなんて…。
店中を往復し、 息切れしながら優のもとへと向かった。
「卵あったの~??」 「あったみたいやわ。ごめんな!」 なんだか嘘くさい…。
家に帰りさっそく料理を作り始めようとキ ッチンへ向かった時… 「美嘉~」 優に呼ばれる声で、 部屋へ戻る。
「も~!!今から料理作るのにぃ~…何!?」 優は大きな紙袋からサンタクロースの衣装 を取り出した。
「じゃじゃ~ん!」
「え!サンタクロースの衣装じゃんっ!!い つ買ったの!?」
「美嘉に卵買いに行かせた時やで」 …やられた。
優って本当にびっくりさせるのがうまいよ ね。
「着てみぃ?」 言われるがまま洗面所へ行き、 サンタクロースの衣装に着替えた。
スカートは短いし、 コスプレみたいでやらしい感じ…。
白いボンボンのついた帽子をかぶり、 優のもとへと向かう。
「どう?似合う??」 優は立ち上がり、 美嘉を抱き寄せた。
「めちゃめちゃかわいいやん!似合うわ」
「えへへぇ」
優の体ごしから見える窓の外はもう暗くな りかけている。
りあえず夕飯作らなきゃ!!
「優ありがとぉ!!とびきりおいしい料理作 るからね」
「おぉ~期待しとる!」
キッチンへ向かおうとしたその時、 テーブルに置いてある花瓶にかすみ草が飾 られてあるのを見つけたた。
かすみ草なんてさっき買ってなかったじゃ ん。
これも美嘉に卵買いに行かせてる間に 買ったのかな??
でも、 照れ屋な優のために聞かないでおこうっ と…。
やっとのことで料理を作り始める。 料理自体は本格的じゃないからいいけど… 問題はクリスマスケーキ
しつこいくらいに砂糖と塩を確認しなが ら、 どうにか完成。
結果は…大成功
料理を机の上に並べて、クラッカーを鳴ら す。
やしておいたシャンパンをあけ…
「かんぱ~い!!」 一口だけ飲み、 料理を食べ始めた。
「どう?どう??」
料理を口にいっぱい含めながら答える優。
「ほんま最高やわ!」
あっという間にたいらげ
お腹いっぱいになった二人はベッドに腰を かけた
「ほんまうまかったわ~!美嘉ありがと な。」 「どーいたしまして」 テレビはつけない。 だってつけたらテレビに集中しちゃうか ら。
今日は特別な日だから、二人でたくさん話 せるように…。
優はあまり “好き”って言わない。
“愛してるよ”なんて…言われたことない し。
ってか “愛してるよ”なんて優以外の人にでさえ 言われたことないよ。
本気でもないのに “結婚しようね~” って言う男とかよくいるけど、 優は絶対言わないと思う
もしいつか優がそんなこと言う日が来た ら、 本当のプロポーズの時だろうな…。
でも軽々しく気持ちを口にするよりは、 たまに言われたほうが愛を感じるのかもし
れないね。
話は変わって… 早く優にプレゼントを渡したかった。
優はきっと美嘉がプレゼント用意してるな んて思ってないだろうし、 優なら何あげても喜んでくれる気がするん だ。
実は今日ずっと渡したくてうずうずしてい たのだ
でもなんかびっくりするシチュエーション で渡したいなー。
ばらく考える。
…ひらめいた!!
「ちょっとおトイレ…」 そう言い残し、 トイレへ行くふりをしてプレゼントを持っ たまま玄関の外へ出た。
そしてチャイムを鳴らせば…完璧。
ピンポーン
「はい」 ドアの向こうから 優が玄関に走ってくる音がする。
両手にプレゼントを抱き優が出て来るのを 待つ。
ガチャリ… ドアが開いた。
「優~メリークリスマス美嘉サンタがプ レゼントを届けにまいりましたぁ!!」
その場でくるりと一周しプレゼントを差し 出した
ア然としている優。
げっ…もしかして調子乗り過ぎたかな?? ほんの冗談なのに。 やば~い…。
何も言わずに立ち尽くしている優の顔を覗 き込んだ。
「お~い!!優~??」
その声に優はどうにか意識を取り戻した様 子。
そして美嘉の手を引き玄関の中に連れ込ん だ。
「いつ外出たん?その格好で出たら風邪引 くやろ!」
優の目の前にプレゼントをそーっと差し出 す。
「あの~そんなことよりプレゼントで~ す…」
その瞬間… 力強くドアに押し付けられ、 二人の唇が激しく重なった。
「…んっ、優…??」
唇がゆっくり離れる。 骨が折れそうなくらいきつく抱きしめる優 の体が震えてるように感じた。
「そんなことされたら、毎年クリスマスに 美嘉のこと思い出すやん…」
毎年思い出していいよ。 毎年思い出して欲しいよ でもなぜかその言葉が出なかったんだ…。 「優…プレゼント開けて??」
優は美嘉の体をゆっくり離し、 今度は触れるか触れないかの軽いキスをし た。
「ありがとな」
そして手を握り合ったまま部屋へと向か う。
その途中、 唇を指先でそっと触れながら考えていた。
さっきのキス、 なんか熱くて激しくて…
いつもの優じゃないような、 そんな気がしたな。
二人は床に腰を降ろし、優はプレゼントを 開ける
中に入っていた zippo を取り出しとても嬉 しそうな顔で、 大切そうに握りしめた。
「これで今煙草吸ってええ?」
「…うんっ!!」
さっき優の様子がいつもと違うように感じ たことを疑問に思いながらも
優が煙草に火をつける姿を見ていた。
優はタバコの煙を遠くにフゥーっと吐き出 し、 その煙草を一旦灰皿の上に乗せ、 両手で美嘉の髪をくしゃくしゃしながら言 った。
「今まで吸った煙草の中で1番うまいわ! ありがとな!」
嬉しさと恥ずかしさで可愛いげもなくプイ ッと横を向くと、 優は笑いながら再び煙草をくわえた。
優、喜んでくれたね。 優が喜んでくれて、 美嘉も嬉しかった…。
素直になれなくてごめんね。
「ねーねーねーねーツリー点灯しようよぉ 部屋の電気消してさぁ!!」
「おぉー。ええで!」
部屋の電気を消し、 いつものように優の足の間に入りながらラ イトのスイッチを押した。
さっきより外が暗くなったおかげで、 ライトがより綺麗に見える。
「わぁ~キレイ赤いのがルビーで~白い のがダイヤモンドで~…」
「言っとること昔と変わってへんやん!夜 景見に行った時も言うてへんかったか?」
「うるさいっ!!それくらい綺麗だってこと なのぉ~」
美嘉が言った一語一句を覚えていてくれて いるのが嬉しい。
さりげなくて嬉しい。
外では車が走っているはずなのに、 積もった雪が音を消してしまっているの か、 テレビもつけていない静寂した部屋の中は 二人の呼吸の音だけが響いていた。
優は美嘉がかぶっていたサンタクロースの 帽子の先っぽについていた白いボンボンを 手で触る。
「もうあれから一年もたったんやなぁ。」
あれから一年…。 美嘉と優が初めて一つになった日。
受験や卒業やいろんなことがあったけど、 でもすごく楽しい一年だった。 本当に良かった。
「一年かぁ!!早いよねぇ~…」
しんみりとした雰囲気。
それを壊そうとするかのように優は美嘉が かぶっているサンタの帽子を頭から奪っ た。
「あ~。美嘉の帽子返せぇ~!!」
優の手から帽子を無理矢理奪い返そうとす る。
「わかったわかった。返したるよ!」
優は微笑みながら美嘉の頭に帽子を戻し た。
その時、 帽子の中に何か入っているような違和感を 感じ、自ら帽子をはずすと… ゴロン 頭の上から小さい箱が出て来て、 床に転がる。
美嘉はその箱を手に取り優の顔を見ながら 言った
「何これ??」
…クリスマスプレゼントやで!」 さらりと答える優。
大学に来て、
…クリスマスプレゼント??
だって去年ネックレス貰ったじゃん。 今年も貰っていいの??
「あと 1 分以内に開けないと没収するで!」
限時間を決められ 焦ってラッピングを開ける。
箱の中にはもう一つ小さい箱が入ってい る。 その小さい箱をゆっくりゆっくり開ける と…
そこに入っていたのは、指輪だ。 シルバーで “PLEDGE“と彫られてある指輪…。
「…これ…」
は箱から指輪を取り出し、 美嘉の左手薬指にするりとはめた。
左手の薬指でキラリと光る指輪。
この指に指輪をはめる感覚… 久しぶり。
「サイズわからへんから 7 号にしといたけ ど…ちょっと緩いけどええ感じやな!」
美嘉は指輪を そっと唇に近づけた。
「優、ありがと…」
優は後ろから抱きしめ、そして美嘉の左手 をツリーのライトにかざす…
「これからは俺の指輪つけてくれるんや な…?」
不安げな声でぽつりと呟く優。
一年も 待たせちゃったね…。
美嘉は強く強く頷いた。
この先 心を揺るがす出来事が何も起こらず 優とずっとこうして過ごしていけますよう に…。
指輪を見つめながら優に問う。 「“PLEDGE”ってどーゆー意味??」 優は窓ガラスの曇った部分に大きく “PLEDGE”と書いて答えた。
「誓約とか誓いって意味やで」
「誓約…誓いかぁ」
「俺は何があっても美嘉のこと好きってい う誓いや!」
「優…」
「美嘉、好きやで。」
二人の唇は自然にそっと触れた。 お互いの気持ちが重なり合い 触れた唇がとても熱く感じた…。
ピロリピロリ
メール受信音が、 雰囲気を壊す。
「ごめん、メール…」
「見てええよ!」
受信:ウタ
《メリクリだっちゃぁぁぁ(еде)/》
まだイブなのに気が早いなぁ… そう思い時計を見たら時間は 12 時 03 分。 日付は 12 月 25 日に変わっている。
今年も 行かなくちゃ。
時計をじっと見つめている美嘉を見て優は 言った 「車出したるで!」 どこに行くのかは聞いてこない。 それだけはわかってくれているんだね。
「ありがと…」
優がテーブルから車の鍵を取ろうとした 時、 テーブルに飾られていたかすみ草の花瓶が 音をたてて倒れた。
不吉な予感…。[hp]
──12月24日。 今天是美嘉大学生涯中的第一个耶诞夜。 今年的耶诞夜和往年不太一样。 因为……美嘉开始住进阿优家,和阿优同居了。 『来我家不就好了嘛!』 三天前,阿优对付不出房租而打算到房屋仲介公司找更便宜的房子的美嘉这么说道。 『那不就是同居了吗?!这样子好吗?』 『没错。这样子我们不就可以每天在一起了吗?』 恭敬不如从命,美嘉便带了简单的行李,退掉了原本的租处。 由于原先的家具和家电都卖掉了,所以美嘉的生活费暂时不成问题。 为了通知美嘉的爸爸妈妈,两个人还特地一起回到美嘉的老家。不过很意外的是,爸爸妈妈很爽快地答应了。 一定是託优的好个性的福。 洗脸台前有两支牙刷,餐具架上摆着颜色不同的咖啡杯。 这种琐碎的小事让美嘉觉得很愉快。 今天,耶诞夜,是两个人同居以来的第一个节庆。 美嘉把色纸裁得细细长长的,用胶水贴成圈状串在一起,挂在天花板上装饰。 『美嘉~我可以把星星挂到耶诞树上了吗?』 『不行~!美嘉要挂~!』 昨天两个人买的榉木上已经挂满了灯饰,只剩下最上面的重点星星了。 阿优把个子不够高的美嘉抱了起来,让她把星星挂在榉木的最高处。 他们关掉房间的电灯,开启了装饰灯。 『哇~好漂亮喔!超漂亮的!』 色彩缤纷的装饰灯一闪一闪的,简直就像是以前优带美嘉去看过的夜景一样。 『好啦,接下来的乐趣就在派对开始之后了!』 『好~!』 美嘉对着打开房间电灯的阿优,贴上了自己的嘴唇。
接着,两个人便到超级市场去买晚餐。 『美嘉绝对适合穿这个』 阿优指着店家展示的耶诞老人装。 是洋装式的,大概是专门设计给女生穿的吧。 『哇~还有这种东西呀~!好可爱喔!』 『要不要我买给妳?』 美嘉制止了阿优伸向衣服的手。 『不行~!这个月的瓦斯费很贵吧?!要节俭要节俭』 『欸~可是我觉得美嘉一定很适合耶。』 他们捨弃了衣服,将原本的採买目标──料理食材,放进购物推车裡。 就在他们在收银台前面排队,准备结帐的时候…… 『啊~忘记拿鸡蛋了。不好意思,美嘉,妳能不能去帮我拿一下?』 『好~!』 咦,我记得鸡蛋在一开始的时候就放进购物推车裡了啊? 啊,算了。 等到美嘉回来的时候,阿优大概已经结完帐了吧,人不知道跑到哪裡去了。 当美嘉一个人在收银台前面排队等待结帐的时候,她看到阿优站在远方,从袋子裡拿出了鸡蛋。 果然已经买了! 美嘉再度往回走,把鸡蛋放回原处。 在店裡来回走了几趟之后,美嘉气喘吁吁地回到阿优身边。 『有鸡蛋嘛~?』 『对啊,对不起喔!』 ……总觉得优在骗人。
回到家之后,美嘉便朝着厨房走去,准备开始做菜…… 『美嘉~来这裡一下。』 美嘉听到阿优的叫唤声后,再次回到房间。 『真是的!我要开始做菜了呀~……什么事?!』 阿优从一个大袋子裡面拿出那套耶诞老人装。 『……咦!这不是耶诞老人装!你什么时候买的?!』 『美嘉去拿鸡蛋的时候要不要穿啊?』 ……被骗了。 优真是会给人惊喜。 美嘉走到厕所,换上了耶诞老人装。 『怎么样?适合吗?』 阿优站起身,把美嘉的身体搂近自己身边。 『超可爱的!适合适合~』 『谢谢优!我会做超级好吃的料理的』 『喔~我会好好期待的!』 就在美嘉打算再度回到厨房的时候,她看到餐桌上的花瓶裡插满了满天星。 刚才明明还没有插上满天星的呀。 这也是在美嘉去拿鸡蛋的时候买的吧。 美嘉终于开始做菜了。 在製作耶诞蛋糕的时候,美嘉不厌其烦地确认了食盐和砂糖好几次,最后,晚餐终于完成了。 拉响拉炮,打开冷藏的香槟。 『怎么样?怎么样?好吃吗?』 阿优的嘴裡塞满了菜。 『真的,很好吃。超棒的!』 转眼间,所有的食物一扫而空,吃饱的两个人在床上坐了下来。 『真的好好吃喔~!美嘉,谢谢喔。』 『不客气』 电视是关着的。 因为如果打开的话,注意力就会被电视给吸走。 今天是特别的日子,所以美嘉希望两个人能多聊一些…… 一心想要快点把耶诞礼物拿给阿优的美嘉,坐也不是站也不是。 优绝对没想到我会准备礼物给他,而且不管送什么,我想优一定都会很高兴的。 可是,真想在一个令他大感惊讶的情况下把礼物送给他呢。 ……有了! 美嘉假装去上厕所,然后带着礼物偷偷跑到门外去,按了家裡的门铃。 叮咚 『来了。』 房门的另一边传来了阿优的应门声,以及他走近玄关的脚步声。 美嘉双手抓着礼物,等待着阿优走出来。 喀嚓…… 『优~耶诞快乐美嘉耶诞老人送礼物来囉!啊哈哈!』 就在房门打开的同时,美嘉在原地转了一圈,递出了礼物。 阿优因为眼前的突发状况而瞠目结舌。 喔喔……会不会太夸张了呀? 我只是开个玩笑而已呀,糟~了! 『优~?』 美嘉盯着一言不发的阿优,看来他好像因为美嘉的叫唤而回过神来了。 『妳什么时候出去的?穿成这样出去会感冒的吧!』 『人家只是想吓吓你嘛~!』 美嘉把礼物举到阿优的眼前。 阿优拉着美嘉的手,把她拉进玄关,接着,用力地把美嘉压在房门上。 那一瞬间……两个人的嘴唇激烈地重叠了。 『……嗯,优……?』 双唇分离,身体快要被阿优抱到骨折的美嘉,感觉阿优的身体好像在颤抖。 刚才的吻,总觉得好不像平常的优…… ……美嘉这么觉得。 『……这么一来,我每年耶诞节都会想起美嘉了。』 为什么? 每年都想也没关係呀。我还希望优每年都想到美嘉喔。 可是不知道为什么,美嘉却说不出口。 『优……把礼物拆开吧?』 『谢谢喔。』 两个人回到房间裡,在床上坐下。 阿优拆开礼物,把裡面的ZIPPO打火机拿了出来。他的脸上露出非常高兴的表情,很珍惜地握着打火机。 『我可以现在就用这个点菸吗?』 『……嗯!』 虽然刚才那一瞬间阿优不同于以往的样子让美嘉心生疑惑,不过她还是凝视着阿优点燃香菸的模样。 阿优向着远处吐出烟雾,接着把手上的香菸放在菸灰缸上,揉揉美嘉的头髮。 『这是我有生以来抽过最美味的香菸喔!谢谢!』 既开心又害羞的美嘉一点也不可爱地把头转向旁边,阿优一边笑着,再度抽起了菸。 优很高兴呢。 优能高兴的话,美嘉也会很开心喔。 『喂──喂──喂──喂,把耶诞树点亮吧把房间裡的电灯关掉!』 『喔,好啊!』 关上房间的电灯之后,美嘉爬到阿优的双腿之间,按下了装饰灯的开关。 由于外面的天色已经比刚才暗了,装饰灯看起来更是漂亮。 『哇~好漂亮喔红色的是红宝石~白色的是鑽石~……』 『妳说的话怎么都没变呀!之前去看夜景的时候,妳不是也说了一样的话吗?』 『囉唆!就是这么漂亮嘛~』 优能记住美嘉无心说出的一字一句,真的让美嘉很开心喔。 大概是因为积雪消去了行进的声音吧,明明外面应该有车子在奔驰的,没开电视的房间裡却完全听不到任何车声,只有两个人呼吸的声响。 『从那个时候到现在,已经过了一年了呢。』 从那个时候到现在已经过了一年…… 就是美嘉和优结为一体的那一天。 虽然还经历了联考、毕业等等事情,不过这一年真的过得很快乐。 『一年啊!时间真的过得很快呢~……』 在一片感慨中,阿优像是要破坏气氛似的抢走了美嘉戴在头上的耶诞老人帽。 『啊~把美嘉的帽子还来~!』 美嘉强硬地想把阿优手上的帽子夺回来。 『我知道了我知道了。还给妳吧!』 阿优的脸上露出了恶作剧似的微笑,把帽子戴回美嘉头上。 美嘉觉得帽子裡好像装了什么东西,感觉怪怪的,于是她便动手摘下帽子…… 喀哒! 一个小盒子从帽子裡滚了出来,掉到地上。 『这是什么啊?』 『耶诞礼物呀!』 阿优轻鬆地回答道。 ……咦!耶诞礼物? 可是美嘉去年已经收过项鍊了耶。 今年还可以再收优的礼物吗? 『还有,如果没有在一分钟之内拆开的话我就把礼物没收!』 美嘉急急忙忙地在限制时间之内拆掉了包装纸。 小盒子裡面还有一个更小的盒子。 打开更小的盒子之后……裡面放了一只戒指。 银製的戒指上面,刻上了『PLEDGE』这个字。 『……这个……』 阿优把戒指从盒子裡拿出来,套在美嘉左手的无名指上。 戒指在无名指上闪闪发光。 这隻手指上……已经很久没有戴戒指的感觉了。 『我不知道尺寸,所以只好买了七号。可能会有点鬆啦,不过感觉很不错喔!』 美嘉静静地将嘴唇贴在戒指上。 『优,谢谢……』 阿优的手从美嘉的背后伸出来,抓起美嘉的左手对着耶诞树的装饰灯看。然后他用不安的声音喃喃说道。 『……从今以后,妳可以戴着我的戒指吗?』 已经让优等了一年了。 美嘉用力地点点头。 希望未来不要发生什么动摇我内心的事情,希望我能跟优永远永远在一起…… 『「PLEDGE」是什么意思呀?』 阿优在玻璃上起雾的部分写下一个大大的『PLEDGE』之后回答。 『是「誓约」或是「誓言」的意思。』 『誓约、誓言吗?』 『就是不管发生什么事情,我都会一直喜欢着美嘉的「誓言」!』 『优……』 『美嘉,我很喜欢美嘉喔。』 两个人的双唇自然而然地叠在一起。 融合了彼此心情的双唇……非常的热。 美嘉不经意地看到了时钟,现在时间是十二点零三分。 日期已经变成十二月二十五日耶诞节了。 ……今年也要去。 看见美嘉一直盯着时钟的阿优,伸手拿了车钥匙。 『妳要去什么地方吧?我开车载妳去!』 阿优没有问美嘉要去哪裡。 不过他知道…… 美嘉一到耶诞节,就会到某个地方去。 『嗯,麻烦你……那我先去换衣服喔!』 就在美嘉站起来的时候,她的膝盖撞到了餐桌,震倒了桌上的满天星花瓶,发出好大的声音。
搭着车子到便利商店买了花和小点心之后,车子便停在学校的停车场。 时间已经是十二点二十五分了。 不过晚点来或许比较好吧。 不然,说不定会像去年一样,刚好碰到阿弘。 这个时间应该不会再遇到他了吧…… 『那我就走囉!』 美嘉一手提着便利商店的袋子,一手伸向门把,这个时候,阿优突然抓住了美嘉的手腕。 『非去不可吗?』 『……咦?』 『妳真的非去不可吗?』 阿优不安的情绪完全传达到美嘉被抓着的手腕上了。 虽然这个时候,美嘉不知道阿优为什么觉得不安,不过后来回想起来,阿优或许早有预感接下来会发生什么事情吧。 『我知道了,不去了……』 明天早上再去扫墓也没关係。 现在的美嘉只想消去优心中的不安。 所以如果优不希望我去的话,我就先不去囉。 阿优放开了美嘉的手,然后拍拍美嘉的头,露出他一如往常的笑容。 『我是开玩笑的啦!我在这裡等妳,要小心喔。』 如果优没有放开美嘉的手,这个时候,美嘉也就不会离开优的身边了吧。 那么,美嘉就不会碰到那件让她心痛的事情了……[hp]
- 相关热词搜索:
- 上一篇:【每天秀日语】不成也无所谓
- 下一篇:【每日惯用句】对牛弹琴