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中日对照"天声人语":地震的概率

时间:2012-02-09 15:29:52  来源:天声人语  作者:dodofly

 小泉八雲に「占の話」という随筆があって、挿話がおもしろい。昔の中国で、ある男が瓦を枕にして眠っていると、1匹の鼠(ねずみ)が顔を走った。怒って瓦を投げつけたが、鼠には当たらずに割れてしまう

   小泉八云写过一篇叫做《闲聊占卜》的随笔,其中的小故事颇为有趣。古代中国某男子以瓦枕入眠,一鼠从其面过,大怒掷瓦枕欲灭之,鼠未灭而枕碎。

▼男は軽率を悔いて破片を眺め、そこに刻まれた字に気づく。「卯(う)の年の四月十七日、巳(み)の刻に、この瓦は枕になったあとで、鼠に投げられて砕ける」。あまりの的中に男は驚き、焼く前の粘土瓦に予言を書いたという老人を探しに出かける――。首都圏直下型地震の確率をめぐる最近のニュースに、ふと思い出した

▼男子后悔自己随手一扔没砸到,便盯着碎片,结果发现上面刻着字:“卯年四月十七日已时、此瓦枕头,未几投鼠之,碎”。如此神机妙算,让男人惊讶不已,便出门寻找在土瓦烧制之前就写下预言的老人--。我突然想到最近新闻中提到的首都圈直下型地震的发生概率。

▼東大の研究者は4年以内に70%と試算した。片や京大の研究者は5年以内に28%とはじく。政府は前から30年以内に70%と言っている。当たり前だが「瓦」のように、日時予測とはとてもいかない

▼东京大学研究人员经过测算认为4年以内有70%的概率,而另一组京都大学研究人员则反驳是5年以内28%。政府在此之前一直认为是30年以内70%。结论都很一般,做不到像“瓦块”那样精确地预测到某日某时。

▼予知の技術は未確立で、しょせん「見果てぬ夢」という人が多い。無用論もある。将来どれほど進んでも、地震が結局、ある日突然の辻斬りなのは変わるまい

▼预知的技术尚未确立,多数人认为那是“痴人说梦”的无用之论。无论未来如何进步,地震就像某一天的飞来横祸般终归是无法预知的。

▼かつて話を聞いた学者が予知の困難を語っていた。「たとえば火山の一生を人の一生とすれば、いつ噴火するかは、その人がいつくしゃみをするか、という感じでしょうか」。くしゃみは鼻がむずむずするが、地震はもっと予兆がとらえにくい。46億歳の地球に聴診器をあてる難しさが分かる

▼曾经有位学者对预知未来的困难性说过这样的话。“如果将火山的一生比喻成为人的一生的话,何时喷发就像那个人何时打喷嚏一样。”打喷嚏是可以爽快的擤一把鼻子了事,而地震却很难看出征兆。对于给46亿岁的地球听诊把脉的难度可想而知。

▼確率の数字はばらつくが、どれも十分大きな「警告」だという。他人まかせでない身近な防災と減災を考えたい。忘れた頃ではない。忘れる間もなく、天災はやってくる。

▼预测概率的数值虽然各不相同,但都是极大的“警告”。趁现在仍记忆犹新,希望各位能切身考虑身边的防灾减灾事项。一旦忘却,不久天灾便会降临。

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