双语阅读:【日本经典小说连载】东京塔(174)
东京塔这部小说从“我”一点点长大,一直写到“我”目送着母亲因病去世,各种生活细节每每令人感同身受,因而赚取了读者大把的眼泪,也当之无愧地成了哭泣小说的首席代表。
食事はディナークルーズに高級レストラン。ハワイというのにジャケット着用出なければならない場所が続く。
"ハンバーガー食いてぇ"とボクは思っていたけど、オカンは初めて見るロブスターの大きさに姉妹でワイワイと楽しそうにしている。
昼間、おばちゃんとオカンはショッピングセンターに出掛けるというので、ボクはホテルに残り、周辺を散歩し、ダイヤモンド·ヘッドを眺めながらウォークマンで「ダイヤモンド·ヘッド」を聴いてみたりした。オカンが一緒にということでビキニの女を見ても、灼熱の太陽を浴びても、気分が弾けることはない。
ホテルに戻ると、オカンたちは一度部屋に戻って来たようだったが、ターンするように、すぐさま今度はプールに向かったようだ。
なぜわかったのかといえば、ベランダまでプールではしゃぐオカンたちの声を聞こえ響いているからだ。
ベランダから覗いて探すとやっぱりいた。水底に大きなハレクラニマークが描かれたプールに筑豊弁がこだましている。
ボクもプールにいってみると、オカンやおばちゃんたちは、髪が濡れるのを嫌がっているのか、ハワイの至る所にあるコンビニエンス·ストア「ABCストア」のポリ袋を頭にかぶって泳いでいるのである。
大騒(さわ)ぎしながらプールではじゃぐオカンたち。水面に浮き出たABCのマークがスイスイとプールを移動している。
プールサイドのデッキチェアでは、サングラスをかけてトロピカルカクテルを飲んでいる白人たちが、苦苦しい表情でオカンたちを見ている。ああいう態度の視線というのは言葉が通じなくてもしっかりとこちらにその意図(いと)を伝えてくるものらしい。
修さんの話によれば、このホテルでバカンスを過ごし、ハレクラニマークの描かれたプールで泳ぐことは、アメリカ人の中では、ある種のステイタスになっているそうだ。
なぜだか競泳(きょうえい)用の水着を着て、頭にコンビにの袋をかぶり、筑豊弁で大騒ぎするオカンたちがアメリカ人のステイタスの中で泳いでいる。
"アメリカ人のステイタスがかわいそう"だとも思ったが、それよりも思ったのは"ざまあみろ"である。
オカンたちはそんなこともお構(かま)いなしに子供を市営プールで遊んでいるように、その時間を楽しんでいた。
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