双语阅读:【日本经典小说连载】东京塔(302)
东京塔这部小说从“我”一点点长大,一直写到“我”目送着母亲因病去世,各种生活细节每每令人感同身受,因而赚取了读者大把的眼泪,也当之无愧地成了哭泣小说的首席代表。
食卓に座って、さやえんどうの筋を取りよるオカン。花柄の包装紙を切って糊で貼ってから、小さい封筒を作りよったオカン。電気も灯とんと、薄暗いとこで図書館の本を読みよったオカン。「ぷよぷよ」しよるオカン。
飯食いに行って旨いもん食うたり、新しい店を見つけるたんびに思いよる。
こんなん食わしてやりたかったねぇ、ここの焼鳥はオカン好きやろうねぇち、なんかあったら、いっつも、そげ思いよる。
京都に行って素敵なお店に入ったら、こげん所に連れてきてやりたかったねぇとおもうし、オカンくらいの年のばあちゃんが友達と旅行しよることやら見かけたら、なんで生きとる時にもっといっぱい旅行させてやらんかったんやろうかって後悔してから、いっつも涙が出る。
小さい時から、色んな所に住んだけど、食うもんと着るもんは、どんな家の子供よりも贅沢させてくれよった。オカンが自分のもんを買わんと、そうしてくれよったね。
行きたい学校も行かしてもろうて、卒業したらしたで就職もせんとぷらぷらしよってから、一万円、二万円ち、いつまでも仕送りしてもらいよった。オカンが色んなことでパートしよった金よ。
それなのにから、オレは結局、オカンになんもしてやれんかった。それはばっかりか、オカンにちゃんとした言葉も言えとらん。
東京に来てから、生活費やら小遣いやら渡す時も、もっと気持ちいい顔で、もっとようけあげればよかった。自分はよそでポンポン使いよるのにから、なんであんなんことしたんやろうか、なんで気持ちようできんやったんやろうか。
今やったら、もっとちゃんといろんな話ができて、いろんなもん食わせてやって、行きたいとこ旅行さしてやれると思うのに、なんでその時、せんやったんやろうか。
オカンの毎日は楽しかったんやろうか?
仕事はちっとマシになりよるけど、まだどうなるかわからん。オカンに見せられるようなもんも作っとらん。
相変わらずオカンが心配するような生活をしよる。オカンに話せんようなこともしよる。四十過ぎても嫁さんはおらんし、金もたいして持っとらん。車の免許ものうなった。
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