双语阅读:【日本经典小说连载】东京塔(304)
东京塔这部小说从“我”一点点长大,一直写到“我”目送着母亲因病去世,各种生活细节每每令人感同身受,因而赚取了读者大把的眼泪,也当之无愧地成了哭泣小说的首席代表。
オカン。
ボクも、もう少しこっちで頑張るけん。見とってね。身体には気を付けるようにする。最近は自分で料理も作って食べよる。
オカンはメモ帳に"さようなら"って書いとったけど、なんでそんなこと言うん?住職が、からだはのうなっても、ずっとオカンは傍におるて言いよったよ。それに、どうなってもボクとオカンはずっとこれからも親子やろ。なんでそんなこと言うたん?
オカンが死んでからしばらくの間は、なんもする気がせんやったけど、今はちゃんと頑張らんといけんと思うとる。
オカン。今までいろいろ、ごめんね。
そして、ありがとうね。オカンに育っててもらうたことを、ボクは誇りに思うとるよ。
東京タワーの窓から広がる空の色は、青くて、ゆっくりと地平線に向かいながら白く溶けていた。
陽射しが柔らかに、海と街を照らしている。
ボクはずっと遠くの方を見ている。首にかけた小さなバッグから顔を覗かせているオカンも、同じ所を眺めている。
「オカン。今日は天気がいいで、良かったねぇ」
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