双语阅读:《哈利波特与魔法石》第6章从943站台开始的旅程9
ロンはトランクをガサゴソ引っ掻き回して、くたびれたような杖を取り出した。あちこちポロボロと欠けていて、端からなにやら白いキラキラするものがのぞいている。
「一角獣のたてがみがはみ出してるけど。まあ、いいか……」
杖を振り上げたとたん、またコンパートメントの戸が開いた。カエルに逃げられた子が、今度は女の子を連れて現れた。女の子はもう新調のホグワーツ·ローブに着替えている。
「誰かヒキガエルを見なかった?ネビルのがいなくなったの」
なんとなく威張った話し方をする女の子だ。栗色の髪がフサフサして、前歯がちょっと大きかった。
「見なかったって、さっきそう言ったよ」とロンが答えたが、女の子は聞いてもいない。むしろ杖に気を取られていた。
「あら、魔法をかけるの?それじゃ、見せてもらうわ」と女の子が座り込み、ロンはたじろいだ。
「あー……いいよ」
ロンは咳払いをした。
「お陽さま、雛菊、溶ろけたバター。デブで間抜けなねずみを黄色に変えよ」
ロンは杖を振った。でも何も起こらない。スキャバーズは相変わらずねずみ色でグッスリ眠っていた。
「その呪文、間違ってないの?」と女の子が言った。
「まあ、あんまりうまくいかなかったわね。私も練習のつもりで簡単な呪文を試してみたことがあるけど、みんなうまくいったわ。私の家族に魔法族は誰もいないの。だから、手紙をもらった時、驚いたわ。でももちろんうれしかったわ。だって、最高の魔法学校だって聞いているもの……教科書はもちろん、全部暗記したわ。それだけで足りるといいんだけど……私、ハーマイオニー·グレンジャー。あなた方は?」女の子は一気にこれだけを言ってのけた。
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