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双语阅读:《哈利波特与魔法石》第9章午夜决斗6

时间:2013-01-04 11:06:07  来源:可可日语  作者:ookami

「……夜、校内をウロウロするのは絶対ダメ。もし捕まったらグリフィンドールが何点減点されるか考えてよ。それに捕まるに決まってるわ。まったくなんて自分勝手なの」

「まったく大きなお世話だよ」ハリーが言い返した。

「バイバイ」ロンがとどめを刺した。

いずれにしても、「終わりよければすべてよし」の一日にはならなかったなと考えながら、ハリーはその夜遅く、ベッドに横になり、ディーンとシェーマスの寝息を聞いていた(ネビルはまだ医務室から帰ってきていない)。ロンは夕食後つききりでハリーに知恵をつけてくれた。

「呪いを防ぐ方法は忘れちゃったから、もし呪いをかけられたら身をかわせ」などなど。フィルチやミセス·ノリスに見つかる恐れも大いにあった。同じ日に二度も校則を破るなんて、あぶない運試しだという気がした。しかし、せせら笑うようなマルフォイの顔が暗闇の中に浮かび上がってくる――今こそマルフォイを一対一でやっつけるまたとないチャンスだ。逃してなるものか。

「十一時半だ。そろそろ行くか」ロンがささやいた。

二人はパジャマの上にガウンを引っ掛け、杖を手に、寝室をはって横切り、塔のらせん階段を下り、グリフィンドールの談話室に下りてきた。暖炉にはまだわずかに残り火が燃え、ひじかけ椅子が弓なりの黒い影に見えた。出口の肖像画の穴に入ろうとした時、一番近くの椅子から声がした。

「ハリー、まさかあなたがこんなことするとは思わなかったわ」

ランプがポッと現れた。ハーマイオニーだ。ピンクのガウンを着てしかめ面をしている。ピンクが良く似合うなとハリーはぼんやり思った。

「また君か!ベッドに戻れよ!」ロンがカンカンになって言った。

「本当はあなたのお兄さんに言おうかと思ったのよ。パーシーに。監督生だから、絶対に止めさせるわ」ハーマイオニーは容赦なく言った。

ハリーはここまでお節介なのが世の中にいるなんて信じられなかった。

「行くぞ」とロンに声をかけると、ハリーは「太った婦人の肖像画」を押し開け、その穴を乗り越えた。

そんなことであきらめるハーマイオニーではない。ロンに続いて肖像画の穴を乗り越え、二人に向かって怒ったアヒルのように、ガーガー言い続けた。

「グリフィンドールがどうなるか気にならないの?自分のことばっかり気にして。スリザリンが寮杯を取るなんて私はいやよ。私が変身呪文を知ってたおかげでマクゴナガル先生がくださった点数を、あなたたちがご破算にするんだわ」

「あっちへ行けよ」

「いいわ。ちゃんと忠告しましたからね。明日家に帰る汽車の中で私の言ったことを思い出すでしょうよ。あなたたちは本当に……」

本当に何なのか、そのあとは聞けずじまいだった。

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