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中日对照"天声人语":修改宪法需慎重

时间:2013-05-03 17:32:55  来源:沪江日语  作者:dodofly 收藏  [网页划词已启用]

《美丽国度》并非首相安倍晋三的个人专利。在战时记忆历历在目的1948年(昭和23年),一本名为《美丽国度》的诗集问世,作者是至今尚有一定人气的诗人永濑清子。书中收录的同名诗歌这样写道:

〈はばかることなくよい思念(おもい)を 私らは語ってよいのですって。 美しいものを美しいと 私らはほめてよいのですって。 失ったものへの悲しみを 心のままに涙ながしてよいのですって。……〉。そして、〈私らは語りましょう語りましょう手をとりあって〉と詩は続く

▼“若有良思,大胆说出。美好事物,尽情赞美。若有所失,从心流泪。”后面接着写道:“让我们手挽手尽情诉说。”

永瀬はこの年42歳。夫は2度応召し、幸い帰還していた。口を縛り、思いを封じてきた時代。その天井が開(あ)き、青空を仰いだような高揚が言葉にこもる。前の年に、新憲法を戴(いただ)く「戦後」は始まった

▼永濑此时42岁,丈夫两度应招入伍,幸运生还。那是个堵住民口,禁锢思想的时代。诗句中饱含激情,如同打开天花板仰望蓝天。此前一年,新宪法确立,“战后”时代开始。

以来66年、焦土から立ち上がって、日本は繁栄を築きあげてきた。背骨には平和憲法があった。読み直してみて、前文に古さは感じない。世界がこれに追いついてほしいと、むしろ思う

▼之后的66年,日本从焦土上站起,不断构筑繁荣。而脊梁骨则是和平宪法。重读宪法,一点都不觉得序言过时,倒不妨说希望世界能追随它的精神。

きのうの紙面に、「女性の61%が9条維持」という世論調査結果が載っていた。逆に「変える」は男性の50、60代で高かった。万一戦争になっても、もう行くトシではない――からか。政権内の人も多くは同じ世代である

▼昨天报纸上刊登了社会舆论调查结果:“61%的女性赞成第九条不变”。相反“改变态度”的人中五六十岁的男性居高。是不是因为就算万一战争爆发,这些人也过了上战场的年纪了呢?政权内的人也有很多都是那一代人。

安倍さんは改憲手続きを定めた96条を緩めたがる。だがそうなれば、もののはずみや時代の気分で大切なものを失いかねない。誰にとって、どう「美しい」国なのか、守り伝えるべきものは何か、考えたい。

安倍想放宽规定修宪程序的第96条的限制。然而这样的话,我们可能就会因事物发展的态势以及时代的氛围而失去重要的东西。希望每个人都能想想,“美丽国度”是对谁而言的,又是什么样的?应当守护与传承的又究竟是什么?

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