オリンピック連覇に黄色信号です。アテネで金メダルを獲得した女子マラソン日本代表、野口みずき選手が左太ももの筋肉を損傷している事が分かりました。

　一部で報じられている野口選手のけがの状態について、急きょ会見が行われました。

　「スイス・サンモリッツの合宿の最後に、左足の大腿部に違和感を感じたと。帰国して調べてみると、それ以外にも大腿二頭筋の隣にある半腱様筋というのも損傷があったということが、ＭＲＩの断層撮影によってわかった」（日本陸連　沢木啓祐 専務理事）

　果たして、オリンピックに出場できるのでしょうか。

　「４日の状況よりは、昨日のＭＲＩの検査の結果は、快方に向かっているということで、軽くジョギング等をやっているのは事実です」（シスメックス陸上部　藤田信之 監督）

　「いろんな状況が想定されます。そういうことを考えますと、タイムリミットというのは、あと２、３日の間で判断しなくちゃならないと思っております」（日本陸連　沢木啓祐 専務理事）

　出場への判断基準は・・・。

　「最終的には、本人と藤田監督とコーチ、この３者の感覚的なもの、これで私どもは態度を決めたいと思います」（日本陸連　沢木啓祐 専務理事）