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トルコ軍が誤爆、少なくとも３５人死亡

　ＡＰ通信などによりますと、空爆は２８日から２９日にかけて、トルコ南東部にあるクルド人武装勢力の拠点に対し行われました。この空爆で少なくとも３５人が死亡しましたが、与党「公正発展党」の報道官は２９日、「死亡したのはテロリストではなく、タバコを密輸しようとしていた人々だった」として、空爆が誤爆だったとの認識を示しました。

　その上で、報道官は「犠牲者の死に遺憾の意を表明する。政府に対して遺族に補償金を払うことを提案する」と述べました。

　トルコとイラクの国境付近では少数民族クルド人による独立国家設立を目指す武装勢力が活動しており、今年８月には、トルコ軍の車列が襲撃を受け、兵士９人が死亡。これに対し行われた空爆では、武装勢力のメンバー１００人以上が死亡するなど、トルコ軍との間で戦闘が激化していました。（30日02:11）

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