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   所得税法違反の疑いで逮捕されたのは、横浜市の豚肉輸入販売業·堂谷邦弘容疑者（６８）と、東京·港区の柴田謙司容疑者（６１）です。

   特捜部の調べによりますと、堂谷容疑者らは海外から豚肉を輸入する際、実体のない会社を経由させて経費を水増しし、２００７年からの４年間で、およそ２４億円の所得を隠し、所得税およそ１０億円を脱税した疑いが持たれています。２人は、これまでの任意の調べに対し、容疑を否認している模様です。

   海外の安い豚肉の輸入にあたっては基準価格まで関税を課す「差額関税」と呼ばれる制度が実施されていますが、制度を悪用する業者が全国で相次いでいます。

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