Step2 : NはNです

N1  は
が  N2  です
ではありません 

 
(1) 田中さんは学生です。
(2) 田中さんは学生ではありません。
(3) わたしが田中です。
 
これだけは覚えよう
１　 「Ｎです」「Ｎではありません」で説明しているものが何であるかはっきりさせたいときは、その前に「Ｎは」「Ｎが」をつけます。
 
N1  は
が  N2  です
ではありません 

(1)田中さんは学生です。
(2)田中さんは学生ではありません。
(3)私が田中です。
(4)父は先生です。
(5)父は先生ではありません。
(6)学校は休みです。
(7)学校は休みではありません。
(8)山田さんがリーダーです。
２　 「は」「が」は助詞です。
「は」は「ワ」と発音します。いろいろな使い方がありますが、ここでは、主語（subject）について「それについて言えば」という意味を添えます。（「副助詞Ⅰ」 参照）
「が」は、述語に対する主語を表わします。（「格助詞 Ⅰ」参照）
名詞を述語として使うときの主語は、「は」でも「が」でも表わすことができますが、「は」で表わすのが最もふつうです。「が」で表わすときには、特別な意味が出ることが多いです。くわしくは４を見てください。
３　 例文の「田中さん」の「さん」は人の名前につける敬称です。自分の名前につけてはいけません。
余裕があれば
４　 「Ｎです」の主語を「が」で表わすときには、次のような意味が出るのがふつうです。
①Ｎ 2 であるものを探して、それはＮ 1 だと述べる意味
(3)わたしが田中です。（＝田中はわたしです。）
(8)山田さんがリーダーです。（＝リーダーは山田さんです。）
②そのことを知っておどろいたという意味
(9)（マラソンの中継を見ている）あっ、田中さんが１位です。 
 
 

(1)田中さんは学生です。 
(2)田中さんは学生ではありません。 
(3)わたしが田中です。 
(4)父は先生です。 
(5)父は先生ではありません。 
(6)学校は休みです。 
(7)学校は休みではありません。 
(8)山田さんがリーダーです。 
(9)（マラソンの中継を見ている）あっ、田中さんが１位です。