早く職に…ハローワークから被災者の声[ 社会 ]

　東日本大震災の被災地では、１９日も多くの人たちが避難所などで厳しい生活を余儀なくされている。被災者が「いま、つたえたいこと。」をまとめた。

　◆岩手・宮古市の「ハローワーク宮古」より
・小林誠さん（２９）「宮古市に住んでいる小林誠です。福祉関係の仕事をしていましたが、今回の震災で解雇宣告をされまして、今、（職業）安定所で仕事を探しに来ていました。今の状況はちょっと、正直言うと職種を選んでいられない状況なので、安定した収入が欲しいので、ちょっとなりふり構っていられないのかなとは思っていましたけれど、やっぱり、一番は働きやすい所がいいのかなとは思っています」

・佐々木元さん（４７）「缶詰製造工場の佐々木です。休業補償の方の手続きに来ました。工場の方は、建物は残っていますけれども、いつ再開できるかどうかわからない。はっきりしたことは言われていないです。仕事もできない。休んでいる期間、他のアルバイト等もできない。休業補償を会社ができないのであれば、国の方でどうにかしてほしい」