川端康成 ノーベル賞選考で新資料

日本人として初めてノーベル文学賞を受賞した、小説家の川端康成が、受賞７年前の１９６１年にすでにノーベル賞の候補に選ばれていたことが、当時の選考資料から明らかになりました。

これは、ＮＨＫが行った、ノーベル賞の選考資料の情報公開請求に対して、文学賞を選考するスウェーデンの学術団体「スウェーデン・アカデミー」がこの程、開示したものです。

１９６１年当時の選考資料には、この年のノーベル文学賞候補に、「伊豆の踊子」や「雪国」などの作品で知られる小説家の川端康成が含まれていました。

川端康成は、１９６８年に、日本人として初めてノーベル文学賞を受賞しましたが、その７年前の時点ですでに候補になっていたことが今回、明らかになりました。

川端康成在诺贝尔奖选拔中的新资料

作为首次获得诺贝尔文学奖的日本人小说家川端康成，在获奖7年前的1961年就已经被选为诺贝尔奖的候补，从当时的选拔资料中可以看出这一点。

这是选拔文学奖的瑞典学术团体“瑞典科学院”，对于NHK提出的对诺贝尔奖选拔资料的信息公开的请求，终于公布的资料。

在1961年当时的选拔资料中，这一年的诺贝尔文学奖候名单中就有通过《伊豆的舞女》和《雪国》等作品被人熟知的小说家川端康成。

川端康成在1968年获得了日本人首次获得的诺贝尔文学奖，不过在7年前就已经成为诺贝尔文学奖获得者的候补者，从本次公布的资料中可以看出这一点。