听日语童话故事:老鹰和鹫的爱情故事
ワシが悲しい顔で、木の枝に止まっていました。
「どうしました? どうして、そんなに悲しんでいるのですか?」一緒の木に止まっていたトビが、やさしく声をかけました。
「実は、わたしは、自分に合うお婿さんが欲しいのですが、どこを探しても見つからないのです」
するとトビが、 「それでは、このぼくではどうでしょう? ぼくはトビですが、ワシのあなたよりも強いですからね」
「まさか。あなたの小さな体で、どうやって、わたしたち二人の食べ物を捕まえるというのですか?」
「ハッハハハ。大丈夫ですよ。ぼくはしょっちゅう、ダチョウを自慢のカギ爪で仕留めて運び去るのですから。あなたには、贅沢をさせてあげますよ」ワシはこの言葉に心を動かされて、トビと結婚しても良いと言いました。
「では、すぐに結婚式だ」 それからすぐ結婚式がとり行われ、ワシはトビのお嫁さんになりました。
「あなた。さあ、約束通り、ダチョウを捕まえてきて下さいな」トビは空高く舞い上がると、狩りに出かけました。
しかし、長い時間かかった末に持ち帰ったのは、やせたネズミが一匹でした。
しかも、すでに死んでいたネズミらしく、腐っていてとてもくさい匂いがしました。
「まあ、これが今日のご飯なの? わたしにダチョウを取って来てくれる約束をしたのに」すると、トビは言いました。
「あの時、ああ約束しなければ、君の様な鳥の王家の者とは結婚出来なかっただろうからね。さあ、このネズミを全部あげるよ」
この後、ワシとトビがどうなったかはご想像にお任せしますが、このお話しのトビの様に、男の人は女の人の前で見栄を張ります。
女の人は男の人が本当に頼れる人かどうか、よく考えてからお付き合いをしましょう。
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