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【双语阅读】【恋空】第二十二回

时间:2011-05-09 14:12:55  来源:可可日语  作者:Anna

在日本的这部叫做【恋空】的手机小说
这是一部感动1200万人的小说。

2006年10月7日,【恋空】正式出版,一个月内就卖出了一百万部,在当年度的文艺类书籍销量榜上位列第三。手机小说竟然挤入排行榜,与名作家的书分庭抗礼,这给日本出版界带来了重重一击。目前,【恋空】的销量已经打破140万,它成了社会的一大热点,被看作是改变小说界传统运作模式的传奇作品。

今天我们将继续阅读【恋空】。

第一页  日语原文
第二页 中文翻译作品

【日语原文】

 
ピンポーン

到着。

「勝手にどうぞー」 インターホンから聞こえるノゾムの声。 勝手に入りノゾムの部屋のドアを開けた時…

「美嘉ぁ~ヒロ君~おはよ~」 アヤがベッドの上で
くつろいでいる。

「えっアヤ?!なんでこんな朝早くにノゾムの 部屋にいるの??!しかもくつろいでる し!!」

「今日から冬休みだし昨日からお泊り二 人でかけおちしたんだって?なんかあった のぉ?」

実は今妊娠していて、 美嘉の両親に産むことを反対されてるから 家出した…
なんて言えるはずがない

ヒロは困っていた美嘉を押し退け、 口を開いた。

「俺が美嘉を奪って来たんだわ。美嘉とず っと一緒にいたいからな!」
「ヒロ君やるねぇ」 冷やかしたような顔でヒロの背中を叩くア
ヤ。

暇だったので、 四人で近くのゲームセンターへ行くことに した。
「ね~四人でプリクラ撮らない?」 アヤの提案に
美嘉のテンションが上がる。
「いいねぇ!!」 四人で機械に入り何回か撮影をし、
プリクラは完成。
「プリクラ出て来た~わけよう!!」 出来立てのプリクラを
アヤに手渡した。

「俺に一枚くれ!今 PHS の裏に貼るから!」 ノゾムがアヤの手からプリクラを一枚奪う。

「美嘉も貼る~!!」

「じゃああたしもぉ」

「ヒロも貼れよ!」

ノゾムがヒロにすすめる。

「俺はいい。恥ずかしいし!」
「え~ヒロ貼らないの??ガーン」 おそろいになると思ったのに。
残念。

そして夜…。 近くのスーパーでクリスマスケーキや夕
飯、シャンパンやワイン、クラッカーなど を買いノゾムの家に帰った。

「みなさんの幸せを祈って乾杯~!」 ノゾムの乾杯の音頭で四人のクリスマスイブ
パーティーは始まる。

ヒロとノゾムとアヤは お酒を飲んでいる。 まだ未成年なのに!!

なぜか美嘉だけは ワインに似せたグレープジュース…。
お酒が苦手なせいもある それともう一つ。

「酒は飲むな。お前は今一人の体じゃない んだから」

さっきヒロが耳元でこう呟いたからだ。

酔ったのか、 目の前でイチャつくアヤとノゾム。

「ひざ枕~」 まるで二人に勝負でもするかのようにヒロ
は甘えた表情で美嘉のひざにコロンと横に なった。
「ヒロ~よしよし」 ヒロのやわらかい髪を
そっと撫でる。

いつもなら子供扱いすると怒られるけれど 今日は酔っているのか子供みたいに甘えて くるヒロがとても愛しい…。

ヒロは嬉しそうに、 ひざ枕で寝ていた。

その時…

「じゃじゃ~ん実はノゾム君にプレゼント がありまーす」

アヤは突然立ち上がり カバンから可愛くラッピングされたプレゼ ントを取り出しノゾムに渡した。

「お~サンキュわりぃ俺なんも買ってね ぇや」

両手を顔の前につけて 謝るノゾム。

「ありえない~」

「そのかわり、俺のキッスをプレゼントす っから~」

「最低~キモい!いらない!」 ラブラブな二人を横目に美嘉もカバンから
プレゼントを取り出した。
膝枕でうとうとしているヒロに小さい声で 呟く。

「美嘉もヒロにプレゼントあるんだよ っ!!」
「…………マジで!?」 ヒロは目をこすりながらがばっと起き上が
った。

「うん、本当だよ。はいこれ!!」
プレゼントを手渡す。 ヒロはそのプレゼントを受け取り、
とびきりの笑顔を見せた
「たいした物じゃないけど…」 ヒロは申し訳なさそうに言う美嘉のほっぺ
を、 指でつまむ。

「何言ってんだよ。美嘉から貰えたら例え ゴミでも嬉しいから!」

プレゼント買って 良かった!!

するとヒロはカバンからピンク色の小さな 袋を取り出し、 美嘉に向かって差し出している。

「…ん??」

「俺もある。美嘉に」 え!?ヒロが美嘉に??信じられないし!!


「あ…りがと…」

あまりにびっくりしすぎて、 言葉がつまってしまう。

「ヒロ君優しぃ~それに比べてノゾムは…」 アヤが羨ましそうに見ている。
「近々買ってやっから。許せ!」
「も~しょうがない」 なんだかんだで
この二人はうまくいっているみたい…。

「開けていいか!?」 ヒロの問いに人指し指と親指で丸を作る美
嘉。

ガサガサ ヒロがラッピングをあけている… 喜んでくれるかなぁ…?

「香水?マジで嬉しい!さっそくつけてい いか?!」
「うん、いい…」 最後まで言い終わらないうちに、
ヒロは香水をシュッと手首にかけた。

「あらぁ?なんかいい香りがする美嘉か らのプレゼント?」

アヤが香水の香りに気付く

「おぅ!」
「なんかヒロ君っぽい香りだね」

そう言われたヒロは本当にとても嬉しそう で、
美嘉もアヤの言葉がとても嬉しかった。
「ありがとな!」 ヒロは香水を大事そうに握りながら
満面の笑みを浮かべている。
「お~っと。アツアツだな!火傷しそう」 ちゃかすノゾム。
「うるせ~から!」 ヒロはちょっと照れた感じで、
ノゾムに蹴りをいれた。

「俺この香水毎日つけるわ。ありがとな。 美嘉、俺のも開けてみて!」

ヒロから貰った小さなピンクの袋を サンタクロースからプレゼントを貰った子 供のように開ける。

…中身はからっぽ。
「なんもないよ??」 袋を覗きながら不思議そうに言うと、
ヒロは美嘉の目に手の平をあてた。
「ちょっと目つぶれ」 ヒロに言われた通りに
目をつぶる。

左手に 何か違和感を感じる。

「あ~美嘉いいなぁ。うらやましい」 近くで聞こえるアヤの声。
「目~開けてみ?」

耳元で聞こえるヒロの声に体をビクッとさ せながら、
おそるおそる目を開けた

「…ぇええぇえ!?」 思わず叫び声を
発してしまった。

左手の薬指には、 キラリと光るシルバーの指輪。
自分の左手を顔の横に出しているヒロ。 ヒロの左手薬指にも、
同じ指輪がキラリ。

「ペアリングだから!」 ヒロは自慢げに
そう言って笑った。

…言葉が出ない。 これが感動ってやつ??

「どうした?嬉しくなかったか?袋に入れ なくてごめんな。びっくりさせたかったん だ!」

美嘉はヒロに飛び付き、ヒロはその勢いで じゅうたんの上に背中をついて倒れた。
「嬉しいよぉ~ヒロ~ふぇ~ん…」

「ヒロ君泣~かした」 アヤがヒロを指さす。

「よしよし。泣くな!」

「さぁ~ハッピーエンドだしまた飲む ぞ~!」

ノゾムの一声で 美嘉以外の三人は再び飲み始めた。

でも美嘉はまた一人 仲間はずれのグレープジュース…。

まぁ、 別にいいけどね。
今は何より薬指の指輪が元気をくれるし!! 酔いは最高潮になりアヤとノゾムはノリノリで
テレビゲームを始め、 美嘉とヒロは部屋の隅っこでイチャイチャ していた。

美嘉の肩に手を回すヒロが甘えた声で呟 く。
「なぁなぁちょっと外いかねぇー?」 ジュースしか飲んでいない美嘉も、
お酒のにおいや雰囲気でほろ酔い気味だ。
「ん~いいよぉ!!外行こっ」 ゲームに夢中のアヤとノゾムを置いて、
こっそり部屋を抜け出し外へ…。

外は大粒の雪が ちらちらと降っている。

その雪が街灯に照らされ結晶の形が見えて とてもロマンチック。


「うぅ~寒いね~…」
「ほら、風邪ひくぞ。お母さん!」 ヒロは美嘉の
首にぐるぐるとマフラーを巻きつけた。
「ありがとっ」 テンションがあがり、
降ったばかりの雪の上をぴょんぴょん飛び 跳ねた巻いてもらったマフラーがポトッと 雪の上に落ちる。

ヒロは落ちたマフラーを拾い 雪をほろった。

そして再びマフラーを巻いてくれ、 両手で美嘉の髪をわざとボサボサにしなが らニカッと微笑んだ。

「お前は~本当世話のやける子だ。ほっぺ 赤いし!そこがまたカワイイんだけどな」

雪は止むことなく 降り続ける。

二人の鼻はトナカイのように真っ赤だ。

「12 時過ぎたから、メリクリだね!!」

「だな!体冷やしたらいけないのに外に出 させてごめんな」

「平気!!なんかあったの?酔ったの??」
「渡してぇ物あって…」 渡したい物??
プレゼントはさっきもらったし。

「あいつらのいる前じゃ渡せねぇから。こ れ…」

そう言ってポケットから何かを取り出す。
「…手袋?」 ヒロがポケットから取り出したのは
黄色い毛糸の手袋だ。

それもすごくちっちゃいサイズの…

「産まれてくる赤ちゃんに買ったんだ。ま だ女の子か男の子かわからないから黄色に した」

その手袋を受け取り、 ぎゅっと握りしめた。

赤ちゃん聞いた?? あなたのパパはね
あなたが産まれて来るのを待ち望んでるん だよ…

小さい手袋を見て、 赤ちゃんの小ささを実感した。

そして、 病院のモニターにうつっていた赤ちゃんの 姿を思い出した。

あんなに小さい口で、 一生懸命呼吸している。

あんな細いへその緒で、一生懸命栄養を摂 っている。

あんなに小さい体で、 一生懸命生きている。

今お腹の中で、 必死に生きてるんだ。

愛する人との… 大切な赤ちゃん。

大好きなヒロとの 赤ちゃん。

絶対に産んでみせる。 幸せにしてみせる。

ヒロありがとう。 今日この日のことは、 一生忘れないから…。

大粒の雪が目の中に降り落ちて、 涙のように流れ出た。

 

【中文翻译作品】

『打扰~了!』
阿弘没按门铃就直接走进屋裡,打开阿望的房门。
『哈囉美嘉~还有阿弘~早啊~』
亚矢不知为何也出现在房内的床上。
『咦~亚矢!这么早妳怎么会在阿望的房间裡?而且还一副在这裡醒来的样子!』
『因为今天开始放寒假,所以我昨天就在这裡过夜啦听说你们两个私奔啦?发生什么事了吗?』
事实上,是因为美嘉怀孕了,但爸妈不准她把宝宝生下来,所以她才离家出走的……不过,美嘉总觉得不能把这种事说出来。
阿弘抢着替为难的美嘉回答。
『是我把美嘉抢走的啦。因为我想一直跟美嘉在一起啊!』
『不愧是阿弘!还真是敢呢』
亚矢对着阿弘的背影冷冷地丢出一句话。

因为大家都很閒,四个人就一起到附近的游乐场去了。
『那么~大家~要不要四个人一起照大头贴?』
『好主意,拍吧拍吧!』
无视于不想加入的阿弘与阿望,爱拍大头贴的美嘉跟亚矢已经兴奋地讨论起要拍哪一种机器了。
……男生没有反对的权力。
女生提议的事,绝对会强制执行的。
『给我一张吧!我要贴在PHS的背面!』
跟阿弘相较之下,阿望对大头贴没那么反感,反而还满喜欢的样子,把刚完成的一张大头贴贴到了PHS的背面。
『啊,美嘉也贴一张吧~!』
『那我也要贴』
在那当中,只有一个人持续沉默着。
『阿弘~你也贴一张吧!大家一起来贴嘛!』
阿望干得好!你这话说得真好!!
但阿弘却说了一句『太丢脸了,我才不要。』断然拒绝了。
本来想让大家都一起贴的~好可惜。

晚上,四个人到附近的便利商店买了耶诞蛋糕、晚餐、香槟和饼乾等,回家享用。
『让我们为大家的幸福乾杯~!』
阿望带头领着大家乾杯之后,耶诞晚会也开始了。
未成年的阿弘、阿望和亚矢都喝了酒。但美嘉却只能一个人寂寞地喝着长得像红酒的葡萄汁。
『妳不能喝酒喔。妳的身体现在已经不是妳一个人的了。』
之前阿弘特别交代过的……没办法。
阿望与亚矢大概是醉了,竟然开始拥吻起来。
『美嘉~我要躺在妳的膝盖上~』
阿弘似乎被那两个人刺激到了,于是不甘示弱地露出撒娇的表情躺到美嘉的膝上。
平常如果被当成小孩子对待就会生气的阿弘,现在却因为喝醉而像个孩子般撒娇,样子真是可爱。
美嘉轻抚着阿弘柔软的头髮,让他安稳地睡着了。
这个时候……
『锵锵~其实我有礼物要送给阿望喔──』
亚矢突然站起来宣佈,然后从书包裡拿出包装可爱的礼物交给阿望。
『喔~谢啦不好意思,我什么都没买。就用我的吻代替礼物吧~』
阿望接过礼物,双手合十地道歉。
『咦~不会吧!差劲~好噁心!我才不要!』
在一旁看着两人打情骂俏的美嘉也从包包裡取出礼物,对躺在膝上假寐的阿弘轻声说道。
『美嘉也是,有准备阿弘的礼物喔!』
『嗯……咦,是真的吗?!』
『就是这个,请收下!虽然不是什么珍贵的东西……』
美嘉把礼物亲手交给弹跳起来的阿弘。他收下之后,满怀期待地笑着捏了一下美嘉的脸颊。
『说这什么话~就算美嘉给我垃圾,我也会很高兴的!』
接着,阿弘有些害羞地从口袋裡掏出一个粉红色的小袋子。换他送礼物给美嘉了。
『我也有东西要给妳。这个送妳』
咦?!阿弘也要送美嘉礼物?这怎么可能!
『你看阿弘多贴心~阿望你逊掉了啦……』
亚矢一脸羡慕地看着礼物。
『知道啦知道啦。我现在就去附近买给妳,妳就饶了我吧!』
『真的吗?我好期待喔!』
这两个人果然怎么看都很相配呢……
美嘉微笑地这么想着。
『美嘉,我可以把礼物打开吗?』
『嗯!快点打开来看看!』
阿弘当着美嘉的面拆掉包装。
『香水?这个礼物太棒了!我可以马上就擦上吗?』
『可以啊!当然……』
美嘉的话还没说完,阿弘已经开始把香水喷在手腕上了。
『这味道很适合阿弘呢!闻起来不错喔』
听见亚矢这么说,阿弘开心地笑了。对美嘉而言,亚矢的话也让她感到好开心好开心。
『美嘉,真的谢谢妳!』
『唉~唷。好烫好烫!我都快被你们的热情烧伤了啦!』
『那是因为阿望你这傢伙太囉唆了~!』
虽然阿弘与阿望平时也会斗嘴,但总觉得今天特别开心。
『我决定了,我每天都会喷上它的,谢谢妳。美嘉,妳也可以打开我的礼物啊?』
美嘉依言将阿弘送的粉红色小袋子打开。就像收到耶诞老人礼物的孩子似的小心翼翼……
袋子打开了。
……可是袋子裡是空的。
『咦?裡面什么都没有吗?』
美嘉看着袋子,不可思议地歪着头。
然后,阿弘用手掌遮住了美嘉的眼睛。
『眼睛闭起来一下。』
美嘉听话地闭起双眼。虽然眼前是一片黑暗,却好像有东西放在她的左手上……
『啊~美嘉太幸福了啦。好羡慕喔』
声音忽远忽近……亚矢高亢的声音像是从无法辨识距离的地方传来的。
『好了。可以~把眼睛睁开囉?』
美嘉听到耳边传来阿弘声音的瞬间,吓了一跳,接着紧张地睁开眼。
『……咦咦咦咦咦?!』
左手的无名指上,一枚戒指闪烁着银色的光芒。
她抬头一看,在阿弘的左手无名指上,也戴着一模一样的闪亮戒指。
『这可是情人对戒喔!』
阿弘得意又害羞地说道。
……美嘉完全说不出话来。
这就是感动得说不出话来的情况吧?
『如何?妳喜欢吗?抱歉,我没把礼物放在袋子裡,因为我想给妳一个惊喜!』
美嘉什么话也没说,直接扑到了阿弘的怀裡,因为冲劲太强,让阿弘跌到地毯上。
『我好高兴喔~谢谢~呜……』
『啊~阿弘~你把她弄哭了啦』
『美嘉乖。别哭了别哭了啊!』
『那么~让我们为皆大欢喜乾杯吧,大家再喝啊~!』
阿望的一句话,让晚会再度展开。
在喝着酒的三个人旁边,美嘉一面喝着葡萄汁,一面欣赏阿弘送的戒指闪动着的光芒。
『我们到外面一下吧?』
阿弘搭着美嘉的肩膀,亲暱地小声说道。
只喝果汁的美嘉,也因为现场的气氛和酒的味道而有点醉了。
『嗯~好啊!我们到外面去吧』
两个人避开已经沉浸在游戏世界裡的阿望与亚矢,轻手轻脚地走出房间。
屋外的雪大片大片地飘下来,在街灯下清楚可见的雪花结晶,看起来十分浪漫。
『唔~还蛮冷的耶~……』
『小心点,可不要感冒了喔。孩子的妈!』
阿弘在美嘉的脖子上一层又一层地围上围巾。
『好温暖喔~!谢谢你』
美嘉高兴得在雪地上蹦蹦跳跳,然后顺着一股莫名的冲动,她把脖子上的围巾也拿掉了。
阿弘捡起掉在雪地上的围巾,拍掉雪之后,重新帮美嘉围上,然后揉乱她的头髮。
『妳喔~真是叫人无法放心。脸颊都冻得发红了!不过算了~这样的妳还是很可爱啦。』
大雪持续下着。不知不觉,两人的鼻头都像麋鹿一样红咚咚的了。
『已经过了午夜了,耶诞快乐!』
『不过!明知道不能让妳着凉,还把妳叫出来,真是对不起。』
『没关係的!怎么了吗? 阿弘是不是也醉了?』
『因为我有样东西一定要交给妳才行……只是,刚才在大家面前不方便。收下这个吧。』
阿弘从口袋裡拿出了一样物品。
『……手套?』
从阿弘的口袋裡拿出来的,是一副黄色的毛线手套。而且……是副大小相当迷你的手套。
『这是给我们的宝宝的。因为还不知道孩子的性别,所以我只好买了黄色的。』
美嘉接过手套,紧紧地握在手中。
……宝宝。
我会让你幸福的。
因为你的爸爸在我们的身边呵护着我们啊。
我们一定会让你幸福的喔。
藉着这个小手套,美嘉再度感受到宝宝的小小存在。同时,也再次想起在医院时藉着仪器看过的宝宝的模煳模样。
他张开小巧的嘴巴,正努力地呼吸着。并透过纤细的脐带,努力地吸收成长的养分。
那么弱小的身体,努力地活了下来。
他,现在就在美嘉的肚子裡,拚命地活着。
这就是美嘉与最心爱的人的宝宝。
是美嘉与阿弘……最最重要的爱情结晶。
谢谢你,阿弘。真的谢谢你。
今天发生的这件事,我一辈子都不会忘记的……
雪花落进了美嘉的眼中,然后,像是泪水般地流出了眼眶。

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