应试一级语法及答案讲解 15
一级语法15
実践問題:
次の文の_にはどんな言葉を入れたらよいか。1.2.3.4.から最も適当なものをひとつ選びなさい。
(1)物事がうまくいかない時は、人のせいに_が、それでは成功するはずがない。
1しがちだ 2しやすい 3しそう 4しよう
(2)私は、子供のころ、母が弟_かわいがるといって怒ったものだ。
1ばかりか 2ばかりに 3ばかりで 4ばかり
(3)この程度のことは仕事の_入らない。
1うちが 2うちは 3うちに 4うちで
解説:
(1)の正解は1番。
「がち」は動詞の連用形、体言につき、物事にある傾向があるという意味で使われる。
例:このごろの日本円はきり下がりがちである。
「やすい」とは動詞の連用形について何々ことを完成するのが易しく、たやすくできるという意味を表す。
例:この質問は僕にとっては答えやすい。
「そう」とは動詞、形容詞の語幹について見た目には何々らしいという意味を表す。
例:雪降ってる上に風も吹きまくってる、外寒そうだね。
解説文:仕事が順調に進まないと、人の責任だと思ってしまう人が多いが、それでは成功するのが難しい。
(2)の正解は4番。
解説文:小さいころ、私は母が弟だけをかわいがって、私をかわいがらないということでよく腹が立っていた。
(3)の正解は3番。
解説文:このようなことは仕事とは言えない。
(「うちに」とは「・・・の範囲に」という意味)
(4)やる_事をやらない人は文句を言う資格がない。
1だろう 2ような 3まい 4べき
(5)学生時代、小説に夢中になって、小説なら何でもかまわず読み_。
1とおした 2つづいた 3まくった 4ぬいた
(6)私が子供のごろは、子供がコンピューターを使う_、全く考えられないことだった。
1など 2とか 3なら 4とも
解説:
(4)の正解は4番。
「べき」とは動詞の連体形について「しなければならない」、「するはずの」という当然の成り行きをあらわす。
例:人には親切にす(る)べきである。
今日の仕事は今日中に成し遂げるべきである。
「まい」とは五段動詞の終止形、他の動詞、助動詞の未然形につき、二つの意味がある。
1.しないつもりだ。
例:二度と親を悲しませまい。
2.しないだろう。(否定の推量)
例:二時間も待ったのにまだこないのだから、もうこまい。(こないだろう)
解説文:道理で自分がやることになってることさえやらない人には文句を言う権利がない。
(5)の正解は3番。
一目で2番はたやすく排除できる。でも、あとの選択肢「読み通す」、「読みまくる」と「読みぬく」は辞書で調べると区 別がつかなく、全部「全部読んでしまう」という意味で使われる。では、この三つは一体どういう区別があるだろう。
「読み通す」は普通「極専門的な分野の本を全部読む」という意味で使われる。(例えば、医学とか農業とかについての本)
「読みまくる」というのは「何でもかまわず、全部読んでしまう」という意味である。だから、この問題の正解である。
「読みぬく」というのは普通「一冊の本を最初から最後まで読み終える」という意味で使われる。
ひとごと:このような問題は割に難しい。なぜかと言うと、専門の文法の本にも載っていない。一級の試験でこういう問題の比重は極限られているとはいえ、いい成績を取ることを望んでいる受験生にしては十分念に入れなければならないと筆者は思う。方法は一つだけ、よく文法の問題集を読み、分からないものはよく先生に聞く。粘り強く頑張りさえすれば、誰でも、日本語一級試験をいい成績でパスできると思う。頑張りなさい!
解説文:学生頃、小説が大好きで小説といったらなんでも全部読んでしまう。
(6)の正解は1番。
この問題の正解になる可能性があるのは1番と2番しかない。しかし、1番と2番はみんな「いろいろ例をあげる」という意味がある。ひとつの問題に二つの正解があるまい。ヒントは「など」。実は「など」には「ある特定の一つのことを指す」意味もある。この問題では、「子供がコンピューターを使うということ」を指すわけである。
解説文:私が子供のころは、子供がコンピューターを使うということは到底想像もつかなかった。
(7)来週にならないと予定が立たないということは、_今はまだ決められないということですね。
1もしくは 2要するに 3さらに 4あるいは
(8)私が意見を述べようとすると、彼は黙っていろと_厳しい目で私をにらみつけた。
1いわんとする 2言わんばかりの
3言いたげ 4言えそう
(9)彼は飲みに_、酔いつぶれている。
1行こうと 2行っては 3行けども 4行くにも
解説:
(7)の正解は2番。
「要するに」とは「簡単に言えば、すなわち」という意味である。
「もしくは」とは「あるいは」という意味である。
解説文:来週でないと決定できないということは、すなわち今はまだ決められないということですね。
(8)の正解は2番。
「んばかりだ」とは動詞の未然形につき、「今にも何々をしそうだ」という意味を表す。
例:泣き出さんばかりの子供にお菓子をやるとすぐ笑顔をした。
2番はなぜだめかと聞く人がいるかもしれないが、確かに「言いたげ」も結構この問題の趣旨に合ってる。しかしながら、後に「厳しい目」というのがついてくるから、連体形としては「な」を付けなければならない。つまり、「言いたげな厳しい目」のようにならなくてはならない。仮に、2番が「言いたげな」であっても、正解は変わらない。なぜかと言うと、「言いたげ」は語感から言えば「言わんばかり」より相当弱い。、文法の問題として一つの問題における正解は一つしかないから、四つの選択肢の中、最も適当なものを選ばなければならない。
解説文:私が自分の意見を述べようとすると、彼は黙っていろと今にも言い出そうな冷酷な目で私を睨んだ。
(9)の正解は2番。
「・・・ては」とは繰り返しの意味を表し、「いつもこういうことだ」の感じが強い。
例;成績もあんまり良くない彼は学校から帰っては勉強もせず遊んでばかりいる。
解説文:彼は酒を飲みにいくたびに、酔っ払いになってくる。
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