ヨーロッパを歴訪中の福田総理は、記者団に対し、次の臨時国会を例年より早い８月中にも召集する意向を示しました。

　福田総理は、「秋はしっかりと国会をやらなければいけない。多少時間が余計にかかる事も覚悟しておかねばならない」と述べ、臨時国会を例年より早い８月中にも召集する意向を示しました。給油継続法の延長処理などを念頭に置いたものです。

　また福田総理は、７月のサミットの後に内閣改造を行うかどうかについては、「白紙だ。否定も肯定もしない」と述べました。

　さらに、社会保障費の伸びを１年で２２００億円ずつ抑える政府の方針について、「財政規律を守るためのシンボルだ」と述べ、堅持する考えを示しました。