【日语泛听教室】第20期 げこ
正解は2番、身分の階級制度です。いくつかの説があるんですけど、有力なものの一つが645年の大化の改新の後から、平安時代にかけて整えられた律令制度によるという説です。当時税を納める際の最小単位を戸口の戸と書いて、「こ」と呼び、家族の人数や資産によって、大戸(たいこ)、上戸(じょうこ)、中戸(ちゅうこ)、下戸(げこ)と四つの階級に分けられていました。そこで、婚礼の時のお酒の量が、上戸は八かめ、下戸は二かめなどと割り当てられていたことから、お酒が飲めない人のことを下戸、たくさん飲む人を上戸と呼ぶようになったとか、お酒を飲んでよく笑う人を笑い上戸、またよく泣く人を泣き上戸などといいますが、これも同じ律令制の名残の言葉です。もちろん、お酒に強い弱いは遺伝的な体質によるものですから、ご先祖様の階級には関係がありませんので、念のため。
大化の改新:645年(大化1),中大兄皇子(のちの天智天皇)?中臣(藤原)鎌足らが蘇我氏を打倒して始めた古代政治史上の一大改革。蘇我蝦夷(エミシ)?入鹿(イルカ)父子を滅ぼした中大兄皇子は孝徳天皇を即位させ,自らは皇太子として実権を握った。翌年,公地公民制,地方行政組織の確立,戸籍?計帳の作成と班田収授法の施行,租?庸?調の統一的税制の実施を中心とした改新の詔(ミコトノリ)を発布し,氏姓制度による皇族?豪族の支配を否定して,中央集権的支配の実現へと向かった。大化の新政。
瓶(かめ):广口瓶;罐儿;瓮
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