山形・寒河江市の県道で７日夕方、乗用車と自転車が出合い頭に衝突し、自転車に乗っていた男児とその祖父が意識不明の重体となっている。

　７日午後４時４０分ごろ、寒河江市の信号機のない県道の交差点で、乗用車が右から来た自転車と出合い頭に衝突した。この事故で、自転車を運転していた寒河江市の無職・宇津井達夫さん（６０）とその孫の小学１年・遥翔くん（７）が病院に運ばれたが、意識不明の重体となっている。遥翔くんは宇津井さんと同じ自転車の後部に乗っていて、自転車側に一時停止の標識があった。

　警察は、乗用車を運転していた山形・東根市の３８歳の男性から事情を聴き、事故の原因を調べている。