美国总统就职演说日文版系列:第6篇
自由の敵、潜在的に対抗するようなものに対しては、アメリカ国民がもっとも望んでいるのは平和だということを知っておいてほしい。われわれは平和のために交渉するし、犠牲を払う。ただわれわれは、未来永劫に平和のために降伏することはないだろう。
われわれが寛容であることは、決して誤解されてはならない。われわれが紛争に消極的なのは、意思が不足しているからと誤って判断されてはならない。国の安全を守るために行動が必要なときは、われわれは行動する。われわれは、必要ならば効果があるのに十分な力を保有しつづけている。もしわれわれがそうすれば、それこそがその力を決して使わない公算がもっとも高いことを知っているからである。
とりわけ、われわれはどんな武器でも、世界中の武器庫の武器でさえ、自由な男女の意思と道徳的な勇気にくらべればものの数ではないことを理解しなければならない。それこそが、今日われわれの敵が持ち合わせていない武器なのである。それこそが、われわれがアメリカ人としてもっている武器なのである。テロリズムを実行し、隣人を苦しませるような人々をみれば、このことは理解できるだろう。
私は何万人もの祈りの会が本日開かれていると聞いている。そしてそう聞いて私は深く感謝している。われわれは神の下の国であり、私は神こそがわれわれを自由にしようと思っていると信じている。もしこれから何年間も大統領就任演説の日に、祈りの日であると宣言されれば、ふさわしいし、よいことだと私は思う。
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