双语阅读:口译材料——谈日本的陪审团制度
【日语原文】
最高裁判所の竹崎博允長官は、全国の裁判所の所長などを集めた会議で、スタートから1年がたった裁判員制度について、「今後重大な事件の審理が本格化する中で、多くの課題に直面することになる」と述べ、安定的に運用するためには一層の努力が必要だと訓示しました。
最高裁判所で開かれた会議には、全国の高等裁判所の長官や地方裁判所の所長など、およそ140人が出席しました。会議の冒頭、最高裁の竹崎長官は、これまでに600件を超える審理が行われた裁判員裁判について、「順調な第一歩を踏み出したが、今後は重大な事件や被告が否認するような複雑な事件の審理が本格化し、多くの課題に直面することになる。法律家が協力して制度の安定的な運用を確立することが必要だ」と訓示しました。また、DNA鑑定を有罪の有力な根拠としたことが誤った判決の一因となった足利事件を例にとり、「どのような制度の下でも正しい事実を見極めることが刑事裁判の要だ。科学的な証拠について、速やかに検討して運用に生かせるよう努めなければならない」と述べました。
【中文翻译】
最高法院院长竹崎博允在全国法院院长会议上针对开始至今已有一年的陪审员制度提出:今后在处理重大事件的审理中,还会面对很多课题,大家为了能更稳妥的运行陪审员制度,需要进一步的努力。
来自全国的高级法院院长及地方法院院长等约140人参加了本次在最高法院召开的会议。会议开始,最高法院院长长崎针对至今为止处理了超过600万审理案件的陪审员们谕告:虽然我们迈出了顺利地第一步,可是今后在规范重大事件或者被告矢口否认等复杂事件时,我们将面临很多课题。我们需要法律专家的协助,来确保陪审员制度的稳定运行。另外提出,我们应引以为戒把DNA鉴定作为铁证而误判的足利事件。他强调:不管在什么样的体制下,刑事审判的要点都在于查明事件的真实性。以科学的证据为根本,迅速的进行讨论,为使陪审员员制度发挥更好的作用而进一步努力。
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