双语阅读:【青春小说连载】春の夢(20)
小说《春之梦》发表于上世纪80年代,描写的是一位大学生的生活。父亲欠债而死,大学生哲之就流浪、打工,偿还所欠的债务。一只被钉到木柱子上的蜥蜴还活着,一直陪伴着他。还有他的爱情生活也激励着他生活。经过一年的奋斗,终于走出阴暗的生活。
一 (20)
あの手形ブローカーが、もうこのアパートを見つけ出してやって来たのではなかろうかと思ったのである。足音は隣の部屋の前で途絶え、何やら話し声が聞こえ、すぐに階段を降りていく足音が響いた。安堵感が、哲之の心に、陽子の体の感触を甦らせた。一回目は何やら不安で心もとなったが、二回目の快感は何とすばらしかったことだろう。陽子の体の中はあんなに熱く柔らかいのか。哲之はまだ固くなって来た自分の性器を敷き蒲団に強く押し付けた。彼は寝そべったまま、首だけ働かして、柱にかけてるテニス帽を見やった。彼は起き上がり、帽子を取ると、マジックインキで、裏側に、FROM YOHKO と書き入れた。そしてその白い帽子を釘に掛けようとした。その瞬間、彼は、びっくりして後ずさりした。一匹の小さな蜥蜴が柱にへばりついていたのである。しばらく立ち尽くしていたが、哲之は恐れる恐れる柱に近づき、目が凝らして蜥蜴を見た。そして、わっと悲鳴に近い叫び声をあげて、うしろの壁ぎわまで下がった。蜥蜴は、きのうの夕刻、哲之が暗がりの中で手さぐりで打った長い釘で胴体の真ん中を貫かれていたのだった。哲之はもう一度近づくと、蜥蜴は手足やしっぽを働かしてもがいた。哲之はそのまま坐り込んで、生きながら柱に釘づけにされてしまった蜥蜴を長いこと見つめていた。
是不是那个经纪人已经找到了这个公寓了呢?脚步声在邻居的门前停下来,听到说了几句什么话,马上就听到了下楼梯的声音。因为放下心了,在哲之的心中又萌生了与阳子身体接触的感觉。因为是第一次有点不安,有点担心,到第二次的快感就会极好了吧。阳子的体内是那样的热度和柔和。哲之把又坚挺起来的性器用被子压着。他伸腿伏卧着,只是脑袋在动,看到了挂在柱子上的棒球帽。他站起来摘下帽子,用万能笔在帽子里面写下FROM YOHKO。接着他要把那顶白帽子挂到钉子上。就在那一瞬间,他吃惊地后退了,一只小的蜥蜴紧贴在柱子上,就这样一直站了一会儿,哲之恐惧地走近柱子,目不转睛地盯着蜥蜴,然后突然发出了一声悲鸣,退到了后面的墙壁下。蜥蜴是在昨天天黑的时候被哲之在黑暗之中摸索着用长钉子穿透了它的身体。哲之再一次靠近一点,蜥蜴的四肢和尾巴还在不停的动着。哲之就那样一屁股坐下去,长时间地看着还生存着被钉在柱子上的蜥蜴。
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