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双语阅读:【青春小说连载】春の夢(30)

时间:2011-11-21 11:49:30  来源:可可日语  作者:dodofly

 小说《春之梦》发表于上世纪80年代,描写的是一位大学生的生活。父亲欠债而死,大学生哲之就流浪、打工,偿还所欠的债务。一只被钉到木柱子上的蜥蜴还活着,一直陪伴着他。还有他的爱情生活也激励着他生活。经过一年的奋斗,终于走出阴暗的生活。

二(10)

と言った。通路の突き当たり重い鉄製の扉があった。そこが従業員のロッカールームで、磯貝は哲之のために用意してあったボーイ服を、部屋の奥の大きな箱から出して、ほれっと言いながら投げて寄こした。
 「ちょっと小さいかなァ……」
 ボーイ服に着換えた哲之を見て、磯貝はしばらく思案していたが、どうせアルバイトなのだから、そのくらいは辛抱しろと、無愛想に呟いて、誰も使っていないロッカーを開き、
 「これを使うたらええ。ちゃんと鍵をかけときや。このホテルにも盗っ人がおるからな」
 と言った。いくつかのチェーン店を持つこのホテルは、二年前に古い建物をこわして、豪華な二十四階建てに改案したのだが、哲之は、裏に廻れば殺風景で汚いものだなと思った。きっとこれから、何やかと意地悪な態度ととるだろう。そう思いながら、磯貝の容姿を窺った。顔色が悪く、唇に赤味がなかった。だが髪の毛をきちんと整えて、背を伸ばして立っている姿は、金モール付きのボーイ服としっくり合って、どことなく凛々しく感じられた。哲之は自分の服をロッカーにしまい、鍵をかけた。
 「いちおう、ホテルの中を全部見といてもらう。ボーイは全部で八十人いてるんや。」
 「へえ、そんなにいてるんですか」
 哲之の言葉に、磯貝はへ初めて笑みを浮かべた。
 「ボーイ言うても、色々な係りがあるんや。ぼくらはページ?ボーイと言うで、泊り客を部屋に案内したり、客の荷物を運んだり、車の手配したりするのが仕事や。これは社員が十人、アルバイトが井領くんを入れて三人。それから宴会係が三十人。これもホテル用の配膳師がいてて、忙しい期待にはアルバイトが来よる。グリルに十五人。コーヒージョップに十五人。コーヒーショップには他にもう五人、アルバイトがいてる。最後に、地下のバーの四人や。いま言うたのは全部男で、他に三十人の女の子がいてる。客室係、グリルのウェイトレス、コーヒーショップのウェイトレス、それに宴会係や」

  在楼道的一端装有沉重的铁门,那里是员工的更衣室,矶贝从房间深处的一个大箱子里拿出了为哲之准备好的服务员衣服,一边说一边扔了过去。

  “稍微小了一点……”

  看着换好服务员衣服的哲之,矶贝沉思了一会儿,也不就是一个打工的吧,将就一下,矶贝没有表情地这样说着,然后打开了一个从没有人用过的衣柜说:

  “用这个就可以了,到时一定要锁好。在这个饭店里可有贼。”

  这个大饭店有几个连锁店,二年前拆掉了一个古建筑,改建成现在豪华的二十四层楼。哲之在里面环顾了一下,想这里真是一个粗俗不雅的肮脏的地方。也就因为此而就有了不好的态度。这样想着偷偷地看了一眼矶贝的模样:脸色苍白,嘴唇也不红,但是头发梳得很整齐,后背也挺直。他的身上穿着带有金色丝缎的服务员服装很合适,让人感觉到威严可敬。哲之把自己的衣服放入衣柜,锁好门。

  “大致看看饭店里面的情况吧,服务员总共有八十人。”

  “哎,有那么多吗?”

  对哲之的问话,矶贝首次露出了一点笑意。

  “这服务员有很多种,我们属于接客服务员,要引导住宿的客人,搬运客人的行李,安排车什么的,做这些事情的人有十人,加上你打工的有三人;之外还有安排宴会的服务员三十人。这个呢,饭店也有配膳师,在忙的时候也要招打工的。西式小餐厅十五人;咖啡厅十五人,在咖啡厅也有五名打工的;最后在地下有酒吧四人,以上所说的全部都是男的,之外还有三十个女的,她们安排在客房、西式小餐厅、咖啡厅、以及宴会厅。”

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