日语视频新闻:ホテルから救出、日本人シェフが証言
インド・ムンバイで起きた同時多発テロ。死者は100人を超え、日本人の犠牲者も出てしまいました。現場となったホテルから救出されたレストランの日本人シェフが、JNNのインタビューにこたえ、テロの状況を生々しく証言しました。 同時多発テロが起きたのは26日夜。場所はインド西部のムンバイ。かつてボンベイと呼ばれたインド最大の都市で、経済・文化の中心地です。 「爆発のとき、ビル全体が揺れた。下に降りたら煙が立ちこめていた」(目撃者) 狙われたのは、現地報道によると、大きいホテルや駅、レストランなど13か所。その中の1つがタージマハル・ホテルです。インドを代表するこのホテルは、外国人宿泊客でにぎわう高級ホテルです。このホテルでは一時、日本人3人が取り残されました。 「夜10時前に4人のテロリストがホテルのロビーに入ってきた。まずガードマンが1人撃たれて、ロビーで無差別に乱射が始まったんです」(ホテルに取り残された日本人シェフ、神田規行さん) ホテルには日本料理店もあります。そこで働くシェフの神田規行さんが、当時の状況を証言しました。 「仕事をしていたので、何が何だか分からなかった。ちょっとずつ状況を把握してきて、一番最初にお客さまの安全が大事なので、お客さまを誘導して、店のキッチンから裏口を通って、会員制の店に移動した」(神田規行さん) 犯行グループは、銃の乱射だけにとどまりませんでした。 「従業員が通るところでも爆弾テロが起こって、全部で3、4か所で爆弾テロが起きた」(神田規行さん) 最上階から出火するタージマハル・ホテル。煙が充満しているのか、室内に取り残された人たちは、口を押さえています。 「(Q.ホテルの中には何人いる?)300人くらいいるよ」(逃げてきた人) ホテルでは、犯行グループと機動隊が激しく衝突します。 「機動隊とテロリストの銃撃戦が2、3回あった。夜中の1時、3時、5時ぐらい。裏口から逃げる時に2、3名のホテル従業員が撃たれて亡くなっていた。テロリストも裏口から入ってきた。で、いる人間を無差別に殺していった」(神田規行さん) 立てこもりは一夜明けても続きます。そして、日本時間午後1時すぎ、タージマハル・ホテルの客は全員救出されました。
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