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正解は1番、キリスト教の“受難”です。あまり知られていませんが、【パッション】という単語には情熱のほかに、キリストの受難という意味があります。パッションフルーツの名前は花の形に由来するのですが、花の形が時計に見えることから、日本名は“果物トケイソウ”といいますよ。でも、外国では花は十字架の形で、真中の雄蘂が棘の冠を思わせること、それから花の雄蘂と雌蘂の形が十字架にかけられたキリストの姿を連想させるということから、受難の果物という意味で【パッション】と名付けられ、キリスト教の布教活動に利用して世界中に広がっていたという経緯があります。そういえば、イエスキリストをテームにした【パッション】という映画がありましたね。先ほどもお伝えしましたが、パッションには情熱という意味もあるんですが、さらに語源をさかのぼりますと、“苦しみ、痛み”という意味のラテン語に結びつくそうです。つまり、苦しいほどの思いのたけが情熱というわけで、沖縄県出身で現在ブレーキ中のパッションヤラさんいらっしゃいますが、胸を痛く苦しくなるまで強烈にたたく、そしてやっと伝わる、それが情熱なんですね。

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