福井県内は３０日から大雪となり、高速道路の通行止めなどで約１０００台の車が立ち往生している。

　３１日午前１０時現在の積雪は、福井で１メートル１９センチ、今庄で２メートル３６センチ、敦賀で７６センチなどとなっていて、今庄では３０日からの２４時間の降雪量が８０センチを超えている。この雪のため、北陸自動車道や国道８号が３１日未明から通行止めとなり、動けなくなったトラックなどが北陸自動車道で８００台、国道８号で１５０台以上立ち往生している。

　また、ＪＲ北陸線は３０日夕方から運転を見合わせたままで、特急の乗客は今庄駅や敦賀駅に停車した車内で一夜を過ごした。

　現在、福井県の北部と南部の交通は寸断された状態で、気象台によると、３１日昼前まで大雪に注意が必要。